注)この話は原作漫画を元にした二次創作です。


とある春の日の午後、緒山まひろは中学校から帰宅の途にあった。今日は珍しくいつもの三人組とではなく、掃除当番で一緒だった“なゆたん”こと、天川なゆたと一緒に帰っていた。


まひろ「あ~、疲れた~!! 今更だけど、なんで日本は掃除を生徒にやらせるんだろうな~!  外国じゃ、掃除専門の人がいるのに~・・・ブツブツ」


なゆた「日本では生徒が学校の掃除することは、情操教育の一環なのです」


まひろ「・・・学校の上層階を掃除することで一巻の終わりって何?」


なゆた「ズコッ!! 全然意味が違うのです!」


まひろ「はは・・・ジョークジョーク!!(・・・じょうそう教育ってなんだっけ?)」


なゆた「まひろは本当に面白いのです」


とその時、高い塀の角の横道から何かが飛び出て来た。


わっ~~!!


まひろ「んぎゃ~~!!」

まひろは驚いたあまり、その場で座り込んでしまった。


あさひ「まひろん、驚いたか~!!」


まひろ「なんだ、あさひか~~!! も~、驚いたじゃんか~~ッ!!(ちょっと漏らしたかも・・・)」


続いて、あさひの後ろからもみじが出て来た。

もみじ「ごめんね~、まひろちゃん! 大丈夫? 私はあさひにやめようって言ったんだよ~!!」

そう言って、もみじは座り込んでいるまひろに手を伸ばした。


まひろ「あっ、もみじちゃんも一緒か~! 大丈夫だよ!」


あさひ「へへ~、まひろん驚かせてごめんな~!」

あさひもまひろに手を伸ばした。


まひろ「んも~、あさひは子供だな~~!! ヨイショっと!」

まひろは二人の力を借りて起き上がったのだった。


もみじ「私達、まひろちゃん達を待っていたんだ!」


まひろ「なんだよ~、二人とも私達が帰るの待っていてくれたんだ~~ッ!! そんなのいいのに~!」


あさひ「なんか、もみじろうはまひろんに用事があるみたいだぞ!」


もみじ「いや、用事っていうか、聞きたいことがあって・・・」


まひろ「えっ、聞きたいことって何?」


もみじ「・・・ここじゃちょっと言えないから、この後まひろちゃんの家へ行っていい?」


まひろ「いいけど・・・(だけどなんだろう、聞きたいことって?)」


あさひ「あさひもまひろんち、行くぞぉ! なゆたんも行くよな~?」


もみじ「えっと・・・あさひとなゆちゃん、今回だけは勘弁してくれない?」

もみじはまひろにウインクして同意を求めた。


まひろ「・・・ま~、二人共そういう訳で~」


あさひ「・・・なんか寂しいぞぉ!」


なゆた「・・・二人は怪しいのです」


つづく。