コーナーの数も10個過ぎた頃・・・
信司「さてと、そろそろ潮時かな・・・」
信司のトゥデイはアクセル全開でハチロクヘ追突する勢いで迫り、左コーナーの手前の直線で拓海のハチロクのアウト側から並びかけてきた!!
拓海「何!? アウト側からかよ!!でもそのスピードで曲がれるのかよ!!」
ハチロクがブレーキングからドリフトヘ移行し始めるが、トゥデイは拓海以上のレイトブレーキングでハチロクに並んだ!!
拓海「ま、まずい!! これだとアウトへ振れないぞ!!」
ハチロクはコンパクトにドリフトを収束せざるを得ず、コーナーからの脱出スピードが落ちた。
信司「遅いですよ! 先輩!!」
トゥデイは コーナーのアウト側から吸い込まれるように減速し、何事も無かったようにそのままスムーズに立ち上がって行く!!
拓海「このまま抜かすかよ!!」
拓海はアクセルを全開にして立ち上がり加速で左からトゥデイを抜き去ろうとしたものの、すぐ右コーナーが迫って来ていた。
拓海「くっ!! だ、 駄目か!!」
拓海はアクセルを抜かざるを得なかった。トゥデイはハチロクのラインを塞がず次の右コーナーにもハイスピードで突っ込んで行く!!
拓海「や、やられた!!」
トゥデイはコーナー手前で完全にハチロクの前に出て、コーナー奥へ直線的に突っ込んで行く。
信司「フ~ン、フフン♪」
トゥデイはまたしても吸い込まれるようにコーナーにハイスピードで突っ込んで行き、スムーズに立ち上がって行く!!
拓海「くそっ!! あいつ軽のくせに何という速さなんだ!! 信じられない!!」
後ろから一部始終を見ていた高橋涼介のFCは、拓海の86の背後へ迫ってきた。
涼介「奴め、箱根の時より確実に進化しているということか。一体何があったんだ・・・」
第15話へ続く。