プロジェクトD最終戦にて拓海と死闘を演じた信司の現在の愛車は、ホンダのトゥデイとなっていた。
 
沙雪 「さてと、役者は揃ったことだし、そろそろ始めますか!! おーい、拓海君と池谷~!! こっちへおいでよ~!!」
 
池谷 「おい拓海、沙雪ちゃんが俺とおまえを呼んでるみたいだぞ!!」
 
拓海 「ええ、そうみたいですね」
 
樹 「あの~、健二先輩・・俺達、沙雪ちゃんから呼ばれなかったすよね・・」
 
健二 「ああ、これってもしかして、アレじゃねえ?」 
 
樹 「アレって何すか?」
 
健二 「アウト・オブ・ガンチュー!!」
 
樹 「ガクッ!!! もう~、健二先輩!! それってエンペラーの岩城って奴の決めセリフじゃないすかー!!」
 
健二 「はは・・悲ピー!!」
 
拓海と池谷は沙雪達の方へ早足で向かった。
 
池谷 「沙雪ちゃん、俺達を呼んだかい?」
 
信司&毅 「うす!」
 
信司 「・・」
 
池谷 「あっ、どうも・・」
 
拓海 「お久しぶりです・・」
 
ナイトキッズの面々に軽く会釈する拓海。
 
真子 「・・(池谷さん・・)」
 
沙雪 「ええと、まず彼らを紹介するわ。 知っていると思うけど、ナイトキッズの中里毅と庄司慎吾、それと驚かないでね、ナイトキッズの新人、乾信司君!!」
 
池谷 「ナイトキッズの新人って!? 君はサイドワインダーに入ってたんじゃ・・」
 
信司 「もう辞めたんですよ。 こちらの大学に入ったのをきっかけに・・」
 
池谷 「へ~、そうだったのか・・あ、そうだ・・君に聞きたいんだけどさ、まさかとは思うけど拓海と再戦を申し込むってことは、無いんだろう? さっきから気になっちゃってさ~」
 
信司 「はは、それは無いですよ、大体僕が今乗っている車は軽のトゥデイですよ! 」
 
池谷 「そうか、ならいいんだ・・」
 
信司 「藤原さんの86と僕のトゥデイじゃ、パワーで勝負になりませんから・・」
 
池谷 「まあ、そうだろうな・・」
 
拓海 「!? ちょっとまて!! それはどういう意味だよ!!」
 
池谷 「おい、急にどうしたんだよ拓海!!」
 
拓海 「あ、いや、何でも無いっす・・俺の勘違いでした・・」
 
信司 「・・(フフ、さすが拓海さんだ、勘がいいな・・)」
 
沙雪 「なにごちゃごちゃやってんのよ、あんたたち!!」
 
池谷 「あっ、悪い悪い・・」
 
拓海 「・・(なんなんだ、この違和感は・・)」
 
沙雪 「それじゃあ、今回あんた達とナイトキッズに来てもらった主旨を説明するよ! 」
 
慎吾 「ちょっとまった、沙雪!」
 
沙雪 「なっ!? 何よ、慎吾! 横から口はさまないでよ!!」
 
慎吾 「藤原、おまえの86、エンジン直したのか?」
 
拓海 「いえ、前に載っていた奴は治すのにかなりお金が掛かるらしいので、ノーマルエンジンに積み替えましたけど・・」
 
慎吾 「そうか、ならいいや・・沙雪、悪かったな、話を進めてくれ!」
 
拓海 「??」
 
沙雪 「・・じゃあ、改めて説明するよ!!」
 
毅 「ちょっと待ったー!!」
 
沙雪 「もうー!! 今度は何なのよー!!!」
 
毅 「悪い、冗談のつもりだったんだけど・・」
 
沙雪 「ピクピク・・あのね~・・殺す!!」
 
毅に遅いかかり、首を絞める沙雪。
 
毅 「うぉ~!!(こ、この感触は・・おっぱいが当たってるー!!)」
ポカっ!! 沙雪の頭を軽く殴ったのは真子だった。
 
真子 「もうー、みんないい加減にしてー!!」
 
ついに怒った真子だった。
 
拓海 「あはは・・」
 
信司 「真子さん、かわいい・・」
 
第8話へ続く。