明鏡止水 純米吟醸 生 16度~17度 | 目指せ酒仙! 将来の店に置く旨い酒を求めて! 酒日記

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旨いもの大好き! そして、旨い酒大好き! 自宅で呑むのもいいけれど、知らない酒に出会う為に飲み歩いている今日この頃! お店で呑んだ、これは!という酒を、ジャンル問わずに公開していきまっせぇ。

こんばんは、酔っ払い管理人です。
今週は出張もなく、ずっと東京。
一日会議ずくめ!なんて日もありましたが、比較的落ち着いた日々を過ごしていました。

なもんで、次の日まだ仕事があるという木曜日に、いつものコースで呑みにいってきました。
(えっ?ワンパターンだからたまには違う店に行けって? まぁまぁ、いつもと違う酒が呑めればそれでいいんすよ)


とりあえず、定時で上がって、自宅の用事を済ませました。(洗濯・食事・入浴)
ちょっと遅めの21時半から、博多どかどか団 にてスタート。
当初ひとりで呑んでたのですが、昔の会社の同僚と遭遇・・・ちゅうか、呑んでるよってメールしたんですけどね。
久しぶりなので、近況報告しあいながら呑みました。


どかどか団 での日本酒は、定番がなくそのときに手に入ったものを提供してくれるので、ここでお気に入りに出会えるときも多いです。
先日、大将が蔵巡りをしたときに、詰めたてのほやほやという酒の封切りを今回頂きました。


それがこれ


明鏡止水 純米吟醸 生 16度~17度

明鏡止水加工済み

生酒です、火入れしてません。


香りは少々控えめですが、華やかな吟醸香。
一口呑んでみた。
非常にまろやかな呑み口で、水?と錯覚してしまうような感じだったのですが、すぐさま舌に広がる米の旨味と鼻に抜ける米の香
りが強烈です。
その甘みが消えていくにつれて渋みが口の中に残っていき、最後に潔く、フッと切れてゆきます。
端麗かつ、呑んだ後に満足感を残す端麗甘口(たんれいうまくち)といえるでしょう。


明鏡止水 データー
製造元 大澤酒造(株)  
産地 [長野県]  
種別 純米吟醸酒  
主要原料米 美山錦
日本酒度/+1 酸度/1.6


明鏡止水を醸す「大澤酒造」は元禄2年(1689年)の創業という歴史のある蔵です。
豊富な米、良質の水に恵まれた自然環境を生かすことのできる長野県北佐久郡にある旧中仙道北佐久・茂田井に蔵を構えています。


その酒銘”明鏡止水”とは中国の言葉です。
『明鏡』はきれいに磨いた鏡のこと、『止水』は静止した水をいいます。
つまり、一点の曇りもないまでに磨き上げられた鏡や静止して揺るがない水面のような研ぎ澄まされた心境であり、邪念がなく澄み切った心をさします。


この銘柄には蔵元の強い思い入れがあり、様々なすばらしい人との出会いによって生まれ育った経緯があります。
大澤酒造の主張、スタイルを酒に凝縮しつつ、さらに新しい明鏡止水を世に届けるため、若き蔵元の手により常に進化を続けている蔵元です。


「明鏡止水」は、「料理を楽しみ、会話を楽しみ、そして酒を楽しむもの」として、その造りにもこだわりが詰まっています。
ほぼ全ての特定名称酒の精米歩合を50%以下とし、特別本醸造でさえも50%という大吟醸クラスまで米を磨き上げます。

さらに、その品質管理は徹底されており、本醸造にいたるまで瓶燗火入れを行っており、これは全国でも非常に希少なことで、こういった手間隙掛けた酒造りに、蔵人の強いこだわりが感じ取れます。


四季の移り変わりがはっきりとあらわれる、それぞれの季節の旬とともに味わう酒、「明鏡止水」の酒銘に恥じぬ澄み切った銘酒を造り続けています。



さて、当日、どかどか団 でさらにおもろい酒に出会いました。
その話は、また後日・・・