ある日、隣の部屋で変な音がしたので行ってみました。

隣は、いつも彼が横になっている部屋です。

人は、1日の中で 「寝る」 ということをしないといけないそうです。

でも、普段とは違う音がしたので、ボクは気になりました。

ボクが隣の部屋に行くと、彼がベッドの上で身体をねじらせて、もがいていました。

ボクはすぐに電気をつけたら、口から赤い液体を吐き出し、腕を高宇上げていました。

最初、ボクは戸惑いましたが、すぐに教わったように四角い箱についているボタンを押しました。

すると、箱の向こうから声が聞こえました。

でも、ボクはしゃべれません。

しゃべってはいけないのです。

 

しばらくしたら、白い服をきた人たちが彼のところにきて、声をかけていましたが、すぐに連れて行ってしまいました。

ボクには、何があったのかはわかりません。

でも、もしわかっていたら、もっとつらい気持ちになっていたかもしれません。

それでも、そんな気持ちになってみたいものです。

ぬいぐるみには感情がないので。

 

誰もいない暗い部屋の中で、ボクは一人で過ごしています。

一人でいることって、気楽だけど何か部屋の空気が冷たく感じます。