この世で生きる意味を知った。
それは、とても無意味だった。
このまま生き続ければ、誰かを苦しめる。
だからこそ、存在してはいけないのだ。
産まれたときからずっと後悔していた。
そして、全てを憎んだ。
苦しみ、
憎み、
絶望し、
破壊したかった。
自分を、
人生を、
全て壊したかった。
でも、
私は知っている。
この世に私は必要ないことを。
それが、みんなの希望であることを知っているのだ。
みんなの期待にこたえたとき、
誰もが歓喜に沸き、笑顔になるだろう。
私は、もう旅立つのだ。
それが、私の夢だったのだ。
笑顔で死のう。
そして、みんなで卒業パーティーを始めてもらおう。
私は、安らぎもぬくもりも知らない。
ただ、苦しみの中で生きてきた。
きっと、大声で泣いたり、叫んだりしたかったかもしれない。
でも、それももう必要ない。
私にとって、
死ぬことが、最高のぬくもりと知ったからだ。
ある男の手記より。