[パリ 22日 ロイター] - フランスのルメール経済・財務相は22日、仏自動車大手ルノーと日産自動車の企業連合(アライアンス)について、ルノーの弱体化につながっているため変革する必要があるとの見解を示した。
ルメール氏は経済協力開発機構(OECD)の会合で記者団に対し、「グループ全体の弱体化につながっているため、現状維持はできない。ルノーと日産のアライアンスを先に押し進め、整理統合する必要がある」と述べた。
ルメール氏は世耕弘成経済産業相とこの件に関して協議。ルノー・日産アライアンスを強化する必要性について合意した。
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このルメールという人物は曲者で、言っている事が二転三転します。
「三社連合は経営統合するべき」と言ったり、「ルノーとのアライアンスを維持してくれるなら、筆頭株主の座を日産に譲ってもいい」と言ったり、また今回は「経営統合」と言ったり、世耕と「アライアンス強化について合意した。」というのも世耕は経営統合に合意した訳じゃなくて、反対しなかっただけでしょう。
日本政府はあくまでも表向きは口を出さない事になっていますから。
日産はルノーに統合されるのが嫌で、ここまで動いてきているのに、何をいまさら言ってるの?という悪あがきにしか思えません。
ルノーは日産の会長CEOの座をあきらめ、仏ルノーからジャンドミニク・スナール会長とティエリー・ボロレCEOが代表権がない平の取締役となる日産の人事案に合意していて、西川社長がCEOに就任する人事案が株主総会に出されるのはもう既定路線になっています。
フランス政府は2月にルノーと日産の統合会社のCEOにボロレ氏が就任して、いろいろ事が進むと読んでいたしょうが、日産はルノーの要求に全て応じずここまで来ています。
さらにルメール氏はマクロンとともに富豪税を導入する事で社会的な不均衡を解消しようとしましたが、富豪の資産はフランスからタックスヘイブンを経由して他国へ流出してしまい、富豪税導入で税収が増える前提で作っていた国家予算が足りなくなったのを増税で乗り切ろうとしたのが、大規模デモにつながっているので、愚策の張本人です。
まあ、微妙な立場にいますから、少しでも成果を残したいんでしょう。
トランプと違いマクロンに譲歩しないといけない理由がないので、悪あがきです。