(ブルームバーグ):シティグループが世界経済に対する警告を発した。8日遅くに公表した分析リポートでチーフエコノミストのウィレム・ブイター氏は世界が今後2、3年に中国発のリセッション(景気後退)に陥る可能性を55%と見積もった。


  「世界経済がリセッション入りする実質的なリスクが増しているとみられる。新興市場、特に中国が主因の景気後退だ」と同氏は書いてい る。


  同氏が中国について懸念する理由は、同国の成長ペースが恐らく、 既に4%近くまで減速しているとみていることだ。中国政府は7%前後を今年の成長率目標に掲げている。成長率が2016年半ばに2.5%まで低下しその水準にとどまれば、中国が緩やかなリセッションに陥ると同氏は予想する。


  ブラジルや南アフリカ共和国、ロシアといった中国以外の新興市場国も既に苦境にあり、先進国・地域の経済はまだ勢いに欠ける。商品相場と貿易、インフレは弱く、企業利益は低迷しつつある。


  中国についてブイター氏は「循環的なハードランディングのリスクは高く、急速に上昇しつつある」とし、主要分野での余剰生産能力と債務の大きさ、さらには株式と不動産の相場調整を理由に挙げた。


  中国人民銀行(中央銀行)は政策金利と預金準備率を引き下げているが、債務が金融政策による支援の余地を狭めるため需要低下への対応が不十分になる恐れがあると説明。また、8月に実質切り下げた人民元の行き過ぎた値下がりを当局は望まず、財政出動を急ぐことにも慎重だと指摘した。


  先進国・地域へは、中国の苦境は貿易の減少を通じて波及するだろ うと分析。また、米国債などで保有する6兆ドル規模の準備資産を中国 取り崩せば国際金融市場を揺るがしかねないほか、質への逃避でドルが急騰する可能性があるとも指摘した。


  16年のリセッションは金融緩和と財政出動によって回避できる可能性はあるが、先進国・地域の金利が下限に近いことや手段を温存したい政治家の意向によって、実施に移せる対応策は極めて限られるという。「現在、金利は大半の先進市場で政策手段として役に立たず、財政はほぼ全ての国で08年当時より逼迫(ひっぱく)している」とブイター氏は 指摘した。


  08年の金融危機の再発や恐慌のような世界の生産急減はないとみられるものの、公的債務の増大に投資家が突然のパニックに陥ったり政治家が保護主義や通貨切り下げ競争に走った場合は見通しが悪化すると警 告した。(Simon Kennedy)



  原題:Citigroup Sees 55% Risk of a Global Recession Made in China(抜粋)



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55%ってほぼ半々でしょ? 予想になってないよね┐( ̄ヘ ̄)┌


この先、世界経済は中華リスクを何年抱えるんだろ? 


短くて5年。長くて10年?もっと長引くのか? 


もう不景気になるね。それもかなり長く。


消費増税なんてとてもやれないでしょ?

実質賃金が0.3%とか上がっても、マインドが変わるような額じゃないよね。


そして、またデフレへ逆戻りか・・・