Go Up and Down #3 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「しょーちゃん?どしたの?」


腕を緩めて、俺を見上げている雅紀のおでこにも唇を寄せた。



「……ちょっとお前に惚れ直してただけ」


「くふふふふ。ありがと!よし、じゃあそろそろご飯作ろうかな!」


「あ、そういえばコレ、二宮さんが必要なものが入ってるって……」


カウンターの後ろに消えていった雅紀を追いかけて、さっき床に落としたドラッグストアのビニール袋を持ち上げる。



「ん?」


「あ、いや……なんでもない」


振り向いた雅紀に手を振って、ちらりと見えた袋の中身に苦笑する。

何が入ってんの?って、雅紀が戻ってきて袋の中を覗き込んで、笑う。



「しょーちゃんの、エッチ」


「俺じゃねぇわ!」


あははって声に出して笑いあって、同時に黙り込む。

目を伏せた雅紀の前髪に指を通した。



「やめんなら、今だよ」


「やめないよ。俺だって待ってたんだもん」



何があっても後悔なんてしないって

俺だけしか知らない雅紀が欲しいって

ずっと隣にいたいって

そう思う気持ちは、離れていたって変わることはなくて



「しょーちゃん、向こうで引き留められたんでしょ?」


「え?」


「大野さんがそう言ってたって、かずくんから聞いたんだ。

しょーちゃんが帰ってこなかったらどうしようって、ちょびっとだけ、心配してた」


「ちょびっと、だけ?」


そう聞き返せば、うんうんって真面目な顔で頷く。



「だって、引き留められるってことは、認められたってことでしょ?しょーちゃんにとっては喜ばしい事じゃん。そんな風に言ってもらえるって、ありがたいことだもん。

だから、しょーちゃんがもし帰ってこないって決めたんなら、ちゃんと頑張ってって言わなきゃなって……けど、言えるかなって、ちょっと心配してた」



ほら、そういうとこ。

ちゃんと何が大切かって分かってるとこ。



「うん。本当にありがたいと思ったよ。けど、俺、まだ大野さんから学びたいことがたくさんあるんだ。

俺がこの仕事に誇りを持ってやってこれたのは、大野さんのおかげだから」


「うん。わかるよ、その気持ち。ありがとうって思うから、もっともっと頑張らなきゃって思えるんだよね」



笑顔の下に努力を隠して、周りへの感謝も忘れないとこ。



「結局はそこだよな。うまくいかない日も落ち込む日も、理不尽で腹立つ時もたくさんあるけどさ」


「うん。それでも見ていてくれる誰かがいてくれるから、前に進まなきゃって思えるよね」



そんなお前だから、好きになったんだ。

そんなお前に、負けない自分でいたいって思うんだ。


俺を見上げて、にっこり笑う雅紀の頬にそっと触れる。



「俺には、ずっと肩を並べて歩きたいって思えるやつもいるし」



サイコーな日でもサイテーな日でも

隣にいたいと思える人はお前だけだから


お前といたら、どんなことにだって立ち向かっていけるって思えるから



「しょうちゃ……」


俺の名前を呼ぶ唇に、もう一度そっと触れる。



「それに、こうやって近くで、俺たちを応援してくれる人もいるし……な?」



ドラッグストアのビニール袋をガサリと揺らせば、雅紀が『もぅ!』って、笑いながら俺の胸を叩いた。