Miles away 21 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「あの後さ、家帰ってから思い出したんだ。って言うか、夢を見たんだけど」


「夢?」


チーズケーキとコーヒー、ココアが運ばれてきて、一度そこで言葉を切った。



「しょーくんは、カー子覚えてるだろ?」


「ん?あぁ……カラスの?」


「うん……けどさ、この間、秘密基地に行った時は、誰もカー子のこと言わなかったろ?」


助けたのはシロだけじゃなかったのに、どっちかって言うと、カー子の方がインパクトあったのにさって、話す俺をしょーくんがコーヒーを飲みながら見つめている。



「それって、なんでだと思う?

かずやしょーくんまで忘れてるなんて、おかしくない?」


「自分は忘れててもいいのかよ」


ぷはって吹き出したしょーくんがそう言って、唇に指をあててうーんって小さく唸った。



「あの時、木登りの話をしてたからじゃないかな?智くんが木に登って助けたのはシロだろ?」


「あぁ……そっか、そういう事?」


しょーくんの答えに、妙に納得してココアをひとくち飲んだ。



「あとさ、最近カラスが遊びに来るようになってさ……まさか、カー子だったりすんのかな、とかさ……わ、うま!」


チーズケーキを食べて呟いた俺に、しょーくんがにっこりと笑う。


「美味いだろ?って、俺が作ってるわけでもねーけどな」


しょーくんもチーズケーキを口に入れて、うんまって、嬉しそうに言った。



「カラスの寿命は、だいたい10年~30年くらいじゃないかっていうのは何かで見たことあるけどな。

もし、そいつがカー子だとしたら、かなり長生きなカラスってことになるけど……


「じゃ、やっぱ、違うヤツかなぁ」


「智くんは、カー子が気になるんだね」


しょーくんの言葉に頷いて、ケーキをもうひとくち、口にいれた。



「なんでかな、わかんないけど……いや、わかんなくもないんだけど」


「何か心当たりがあるってこと?」


「や、そう聞かれると、違うような気もすんだけど……


ケーキの上でしばらくフォークを動かして、止めた。



「まぁの目とさ、カー子の目がさ……似てる、ような気がすんだよな」


ちら、としょーくんを見たら、しょーくんは相変わらず穏やかに微笑んで俺を見つめていて


「確かに、雅紀の目って黒目がデカいから動物っぽいよなぁ」


って、頷きながら目を細めた。



まぁの話をする時のしょーくんは、いつもそんな顔してるって、すげぇ幸せそうな顔してるって、しょーくんは知ってる?


手に汗が滲んで、ちょっとだけ震えるから、フォークを置いて、履いていたジーパンで汗を拭う。



……でさ、しょーくん……


「ん?」


「しょーくんの守りたいものって、なに?」


一瞬だけ目を丸くして俺を見たしょーくんが、一段と優しく微笑んだ。