Summer Splash! 112 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




「ごめん、しょーちゃん。ここ、入ってもいい?」


雅紀が立ち止まったのは、どこをどう見てもレディースしか扱ってなさそうな店。


「いいよ」


多分、洋服が見たいんだろうなってOKして、並んで店に入った。

ひとりで入るのは勇気がいるもんな……ふたりでも、かなり勇気いるけど。



「わぁ……


雅紀の目がキラキラ輝いた。


近寄ってきた店員に、雅紀がデザインの勉強をしていて、少し見せていただけますか?って話したら、店長らしきその人が、にっこり笑って、どうぞごゆっくりって笑顔で離れていった。


いろんな服を手に取って、じっと眺めている雅紀。邪魔をしないように、少し離れたところで待つ。



「しょーちゃん、ごめんね。ありがとう」


一通り店の中を見て満足したらしい雅紀が、俺のところに小走りで寄ってくる。


「よろしかったら、これ、どうぞ。今シーズンのカタログです」


さっきの店長らしき人が、分厚いカタログを袋に入れて渡してくれた。


「いいんですか?ありがとうございます!」


雅紀が嬉しそうに受け取って、深々とお辞儀をした。


「いいですね、ご兄弟でお買い物。またいつでもお越しくださいね」


笑顔の店員の言葉に、笑顔でぺこりと頭を下げて店を出た。



「兄弟、だって……


不満そうな雅紀の声。

ま、でも世間一般からしたらそうだよな。

仲良さそうだけど、歳が離れてるし……ってなったら、兄弟ってなるよな……


昨日だって、俺が間に入らなかったら、雅紀の気持ちは変わっていたかもしれないし……


……めんどくせぇな、俺。


これじゃ、石橋を叩きすぎて壊しそうって言われても仕方ないな……ってため息をつきそうになった俺の袖を、雅紀がちょんちょんって引っ張った。



「しょーちゃん!あそこのジェラート、めっちゃ美味しいんだって!」


「ええ?ジェラート食べるには寒くねぇ?」


「でも食べたいー!半分こずっこしよ?ここは俺の奢りー!」


「なんだよ、半分こずっこって」


早く早くって腕を引っ張られて、行列の一番後に並ぶ。

俺の指を遠慮がちに掴んで、俺を見上げた雅紀の笑顔につられて、俺も笑って。


やっぱり、この笑顔を見ていたいって、そう思って……少し冷たくなっていた雅紀の手をコートのポケットにそっとしまった。