Summer Splash! 111 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




……やっぱりムカつく……


試着室から出てきた雅紀にそう呟く。


「え?」


「ほんっっとに無駄にスタイルいいな、お前!」


細身のロングジャケットに、細身のパンツ。

インナーは白ティーなのに、それがまたすげぇおしゃれな感じで、どっかのファッション誌のグラビアにそのまんま出てきそう。



「あ、お直し必要なさそうですね。すっごく良くお似合いです!」


店員ですら、見惚れてるじゃん。


「しょーちゃん、どう?」


「今まで見た中では1番似合ってると思う」


「ほんと?じゃあ、これにしよ!」


「じゃあ、シャツは俺が買ってやる。来月、誕生日なんだろ?」


えー!って驚いている雅紀を横目に、あのスーツに似合いそうなシャツ、持ってきてって店員に頼んで、選べって雅紀の前に並べてもらった。


「しょーちゃん、悪いよ」


「いいんだって、俺がしてやりたいんだから。記念すべき20歳の誕生日だろ?そこは素直にありがとうって、受け取っておけ」


……うん。わかった。じゃあ、これにします。しょーちゃん、ありがと」




「しょーちゃん、ありがとうございました」


店を出たところで、ショップの紙袋を抱えて、雅紀がぺこりと頭を下げる。


「や、そんな頭下げられるようなことはしてないけど」


雅紀のこういう礼儀正しいところ、いいんだよなって、口元が緩む。

店のガラスドアに映る自分の顔を見て、はっとする。

……危ねぇ。外だ、外。

にやけてたら完全に怪しいヤツになんだろ。



「いいの見つかって良かったな。ちょうど駐車場近いから、車に置いてくる?」


「うん」


しょーちゃんって、本当に紳士だよねぇって、くふふふふって笑う雅紀の腕をつかむ。


「段差!」


「わ!あぶなー!しょーちゃん、ありがと」


「頼むから、前見ろって!てか、足元注意して歩いてくれ。危ねぇから」


「くふふ、やっぱりしょーちゃんは、お母さんだ」


「や、そこはお父さんで」


また同じやりとりを繰り返して、雅紀が俺を見上げてにっこり笑う。


身長変わらないくらいなのに、どうやったら上目遣いになんだよって思うけど……



「ホントは、コイビトがいいんだけどな」



聞こえた雅紀の声に、今度は俺が段差を踏み外しそうになって……雅紀があひゃひゃって、楽しそうに笑った。