Summer Splash! 109 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




コーヒーのいいにおいで目が覚める。


「あ、しょーちゃんおはよ。ちょうどコーヒー入ったよ」


「おはよ」


差し出されたマグカップをありがとって受け取った。

テーブルの上にはサラダとフルーツがすでに用意されていて、もうすぐパンも焼けるよ?ってスクランブルエッグを皿に移しながら雅紀が笑う。



「今日はどうする?スーツ買いに行くのさ……ちょっと遠出してアウトレット行ってみる?」


「あ!新しく出来たとこ!行きたい!行ってみたい!」


やったー!って雅紀が手を挙げた瞬間にトースターがチーンって音を立てて、食べよ?って笑顔の雅紀が俺の目の前に座った。


「「いただきます」」


数ヶ月前まで、1人の方が気楽でいいやって思ってたのに……雅紀と出会って、何度かお互いの家を行き来して、泊まって……

そしたら、ひとりの休日の朝がなんか物足りなくて……目の前にいる雅紀を見れば、自然と頬が緩む。

そんな俺を見て、雅紀が首を傾げた。



「スーツは自分で作らねぇの?」


「うーん。作れると思うけど、来月までにだとちょっと厳しいかなぁ……課題もあるし」


「あー、そっか。そうだよな……しかし、すげぇよなぁ、手に職があるって……


「俺はバリバリ仕事してるしょーちゃんの方がかっこいいと思うけどなぁ」



……そう言えば、さ……雅紀はどうすんの?就職。来年までなんだろ?学校」


うんうんって頷きながら、トーストの最後のひと切れを口に入れて、俺を見てにっこり笑う。



「俺はねぇ……しょーちゃんのお嫁さんになりたいの」


「へ……?」


箸で掴んだミニトマトが、ぽとってテーブルの上に落ちて転がった。


トマトを俺の皿に戻して、また、雅紀がくふふって笑う。


「しょーちゃん、目が落っこちちゃいそうだよ。     

   ……仕事はね、悩んでる」


なんて返事をしたらいいのか、分からなかった俺は、そのまま黙ってトマトを口に入れた。



留学もしてみたいんだよねって、ぽそっと呟いた雅紀を見上げた。


「そうだなぁ……やっぱり、パリとかロンドンとかニューヨークとかのイメージだもんな、デザイン系って……


「うん。でもまだ何がやりたいって明確なのが見つからないから、そんなんで出かけていってもダメじゃないかなって思ってて……


「そっか……これだってものが見つかるといいな」


「うん。ありがと……ねぇ、俺と会えなくなったら、寂しい?」


……そうだな。寂しいな……


…………



雅紀が目を丸くして俺を見るから……


「予想通りのところでコケる雅紀が見れなくなるのは寂しいな」


にやりと笑いながらそう言ってやった。



「もう!しょーちゃんはデザートなしねっ!」


「わー!ごめんごめん!デザートください!」



ふたりで俺のフルーツの載った皿を取り合って、同時にぷーって吹き出して、そのまま暫く笑いあった。