Summer Splash! 70 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




スマホのアラームが鳴る。

バイトが終わるって言ってた時間。

車から降りて伸びをして、ちょっと様子を見に行くかって、海に向かう。



「ありがとうございましたぁー」


ビーチパラソルを畳んでいた細長い影が、俺を見つけて動きを止めた。



「しょーちゃん!」


ぶんぶん手を振る雅紀に近づいて、重そうに持っていたパラソルの端っこを持ち上げた。



「ありがと!」


「ん」


「あとこれ、しまったらおしまいだから!」


海の家の後ろにある倉庫にパラソルをしまって、また砂だらけになった身体を払う。



「雅紀、顔にも砂ついてんぞ」


「え!ホント?」


ごしごし手でこすったら、また砂がつく。



「お前なぁ……先に手を綺麗にするとかしろよ」


くふふふふって、笑ってる雅紀に手を伸ばして、鼻のてっぺんと頬についた砂を払ってやる。



……ここは、どうする?



「ありがとー、しょーちゃん」


そう言った雅紀の唇の上にも、砂粒。




「しょーちゃん?」


「まだ、付いてる……


「え?どこ?」


顔をこすろうとした砂がついた手を止めて、


「また、付くだろ……


親指で、そっと唇を触る。




……砂、取るだけだろ。



てか、キスだって数え切れないくらいしてきただろ。


なのに、なんで……



雅紀の唇に指を置いたまま、手が止まる。


ほんの、一瞬……だと思う。

コンマ何秒、の時間。


……俺は、どうしたい?




「とれた」



「しょーちゃん、ありがと!ね!今日は何を食べに連れて行ってくれるの?」


「この近くで漁師さんがやってるうまい店があるって聞いたから、そこにしようと思ったんだけど。アジフライとかちょーでっけーの」


「あ!聞いたことある!行ったことないけど!」



じゃあ、てんちょーに挨拶してくるね!って、振り向きざまにドアにぶつかった雅紀に爆笑しつつ、その背中を見送った。