目の前に差し出されたパスタを見て、相葉くんが目を丸くした後、うひゃひゃひゃひゃ!って、笑った。
「…なんだよ」
いや、分かってる。
なんで笑われてんのかって、自覚はある。
「だ、だって、これ…」
相葉くんが肩を揺らす。
「やり直しゃいいんだろ!」
「…うん、お願いします」
笑いすぎて声、震えてるっつーの。
どんな一口サイズなんだよって、自分でも思うほどフォークに山盛りに巻きついたパスタを皿に戻した。
「櫻井さんって、不器用なんですね」
「お前なぁ、言い方ってもんがあるだろが」
また、パスタと格闘しながら相葉くんを睨んだら、にっこりと笑う。
「そんなにカッコよくて、仕事も出来て、だけど不器用って、正にギャップ萌えじゃないですか」
「…馬鹿にされているようにしか聞こえねぇけど?」
なんとか一口サイズに丸められたパスタをもう1度差し出す。
「えー、全力で褒めてますよ?俺は、ますます櫻井さんのこと好きになっちゃったけどなぁ…」
くふふーって、笑って、いただきまーす♡って、口を開ける。
サラッとなんか言われた気もするけど、その口元に目が釘付けになる。
「オマエ、いつもそんな食い方してんの?」
「ふぇ?」
ふぇ?じゃねぇよ。
ふざけんなよ。
お前こそ、ギャップ萌えってやつだろ。
チャラいのかと思ったら大人しくて、可愛いのかと思ったらエロいって…
もぐもぐしながら、相葉くんが首をかしげる。
あ、それ。それはめちゃかわいい。
…だけどな!
さっきの食い方はなんなんだよ!
迎え舌とか、エロ過ぎんだろ!
かわいいのに、エロいって、なんだよ。
てか、俺!
エロいってなんだ、エロいって!
「櫻井さん、ホントに酔っちゃったの?」
「カクテル2杯くらいで酔わねぇよ」
「じゃあ、俺に酔っちゃった?」
ぶっ!って、思わず吹き出した。
「ばっ…馬鹿だろ、オマエ!ってか、アサリ飛んだじゃねぇかよ!」
「くふふ、俺、櫻井さんちょー好きですよ?」
拾い上げたアサリが、ぽとんってまたテーブルの上に落ちた。
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ともさん♡
前回のコメント読んで『だよね、だよねぇ、そうなるよねぇ♡』と、思ってこうなりましたよ!
ありがとうございまーす(*´艸`*)
↑the 事後報告(笑)