空高く 132 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



ふたり並んで座って、電車に揺られる。
電車が揺れて、足がぶつかる度にくふふって笑う。


「なんだよ」

「なんでもない」

くふふって、また笑う。




「お前の時計もかっこいいな」

「うん。これ、じぃちゃんからもらったの」

見せてって手をとって、自分の左手と並べる。
俺のと雅紀の、同じようなふたつの時計の秒針が同じ速度で時を刻む。


「…これ、ホントに雅紀が修理してくれたの?」

「うん。全部、やらせてもらいました。ありがとう」

「なんで?俺の方こそありがとうだけど」

「俺が修理したのって、心配じゃない?」

「いや、すげぇなって思うけど…」

雅紀がそっと、俺の時計に触れた。



「これからずっと、素敵な時間になりますようにって思いながら修理したの。じぃちゃんはいつもそうしてるんだって」


ちょっと恥ずかしそうに笑う横顔に顔を近づけた。
雅紀がそう思いながら修理してくれたんなら、それはきっとそうなるって、自然に思える。


「これからも、ずっと一緒に、だろ?」

耳の近くで小さな声で、言う。



「…え?」


「…2回も言えるか」


きょとん、とした顔をしてまた、くふふふふって、笑う。


今はまだ、きちんと言えないけど。
お前に追いついて、追い越したら、何度でも言うから。



「降りるぞ」

「ちょ!しょーちゃん!」


雅紀の手をぎゅって握って、電車を降りた。