朝、起きたらすること。
まずは風呂のスイッチをon。
風呂ができるまで二度寝…じゃなくて、オリンピックの結果をチェック。それと、しょーちゃんにLINE。
しょーちゃん、お疲れ様!俺は、おはよう!
今日は一日外ロケ!日本もあっついけど、頑張るよ!
溜まったお湯にちゃぷんって、沈む。
しょーちゃんが、あちこちにつけた紅い跡は、だいぶ薄くなって、もうすぐ消えそう。
俺がしょーちゃんにつけた跡ももうすぐ消える?
そんなもん、なくたって、しょーちゃんの想いはここにあるって、わかってるけど…やっぱりちょっと寂しいよ。
ブラジルは夕方の6時。まだまだしょーちゃんは仕事中だし、時間の変更も多いから、俺からは電話はしない。
昨日は、取材会場の移動中に電話をくれて、後ろでバカップルバカップルってうるさいニノに蹴りをいれながら喋って…
その後、電話を代わったニノは、なんだかにやにやしながら、うんうん、言わないよとかって言ってたけど…
電話を切った後に『ホントに愛されてんね』って、すっごい優しい顔して言うから、何を誰に言わないのか、気になってたけど、どうでもよくなっちゃったんだった。
…なんだったんだろ…
ざぶん!って、勢いよく頭も全部湯船の中に沈めた。
しょーちゃんも、頑張ってる。
俺も、頑張る。
「おはようございますっ!」
「お、相葉くん、今日も元気だね」
「今日、めっちゃいい天気っすね!」
真っ青な空に真っ白な入道雲。
この空は繋がってる。
この空の下にしょーちゃんも、俺もいる。
「昨日、見たよ、オリンピック!櫻井くんもハードスケジュールなのに頑張ってるよね」
「くふふ。ありがとうございます。櫻井くんは嵐イチ、タフなオトコですから!
俺も櫻井くんに負けないように頑張りまーす!」
相葉くんはいつも頑張ってるよーって、スタッフさんたちが笑ってて、俺はもう一度空を見上げた。