倒れる前にコップをキャッチ。
「あっぶねー」
「…ごめん」
しょぼーんって、しちゃった翔くんに、零れてないし、大丈夫って、笑う。
「で、なんだっけ…男どうし?」
「…う…そ、そう」
「うーん…まぁ、とりあえず、飯食ってからにしようか」
俺の言葉に、うんって、素直に頷いて、またもぐもぐって口を動かす。
…さて、どうしようか。
男同士で、いれるとこって言ったら、アソコしかないだろって思うけど。
…そんなの、俺だって知りたいわ。
俺だって…アイツを…
でも、そうなるのは、もっと先の話。
アイツが帰ってきたら。
俺のところに帰ってきたら…
「智くん?」
「んぁ?あー、飯終わった?」
「うん。ご馳走様でした」
皿、俺が洗うって立ち上がった翔くんを座らせた。
「なぁ、調べてみるか?いや、するって言ったらそこしかねぇだろって思うけど、さ…具体的な事は全くわかんねぇから。俺ん家のパソコンなら誰も見ないしな」
翔くんの返事を聞かずに立ち上がって、パソコンの電源を入れた。
「智くん…」
「いいと思うよ、俺は。翔くんが選んだ子なんだろ?この子だったらって思うような子なんだろ?」
そう言いながら振り返ったら、翔くんがすげぇ幸せそうに笑ってて、それがなんだかとっても嬉しくて、思わずぎゅーって、抱きしめた。