空高く 112 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。




「あ!おーのセンセ、生徒会室の鍵、ちょーだい」

昇降口でちょうど通りかかった大野先生にカズさんが声をかける。

「おー」

大野先生がふにゃんって笑って、職員室へ向かう。
その背中を見ながらカズさんが、ふふって笑う。


「カズさん?」

「まーくん、俺ね…あの人が好きなの。ずっとずっと好きで…でも隠さなきゃって、ぎゅうぎゅう押しつぶして固くなって、痛かったの。だけど…」

「…だけど?」

カズさんの茶色い瞳が俺を見上げて笑った。


「まーくんのおかげで、痛くなくなった。まーくんのおかげで、伝えられたんだよ」

「…それは、カズさんがそうしようって思ったからでしょ?」

「うん。だからさ、そのキッカケをくれたのがまーくんなの。感謝してる」


「お待たせー」

チャラチャラ音をさせて大野先生が鍵をカズさんの手の上に置く。
一瞬だけ触れた手に、一瞬だけ、微笑み合う。


その姿にどきん、とした。


なんだろう、なんでだろう。
キラキラ綺麗なのに、胸がきゅってなるのは…


「ほら、まーくん。使い終わったら職員室に返してよ?」


渡された鍵をぎゅって、握る。


「…あれ…どうしたの?まーくん?
  まーくんと翔やんは、そのまんまでいいんだからさ。っていうか、そのまんまでいてくれないと、困るんだけど…」

どれが正解ってないんだし、俺の心はもうチクチクしないんだからさって、カズさんが笑う。


でも、さっきのふたりの笑顔が切なくて…


「もー!まーくん!そんな顔すんのは翔やんの前でだけにして!」

カズさんが俺の手から鍵を奪って、生徒会室まで俺の背中をグイグイ押して歩いた。