「あれ…ネクタイ教えてもらったんじゃないの?」
いつもの坂道の下、走ってきたまーくんのネクタイが、やっぱりちゃんと結べてなくて…
そう聞いたら、わかりやすく目が泳いで顔が赤くなった。
「いや、あの…結局、教えてもらってなくて…」
昨日の放課後、何してたんだよって突っ込んでいいとこなのかな?
まぁ、大体想像はつくけど、さ。
「俺が教えてやろっか?」
ニヤリと笑ってそう言えば、すごい困った顔をして、えぇと…って、黙り込む。
「嘘だよ。そんな事したら翔やんにボコボコにされるわ」
俺の言葉に、えっ?って、顔をする。
「翔やん、独占欲強そうだもん。どうせあれだろ?明日からも俺が結んでやるとかなんとか、言われたんでしょ?」
まーくんの、まぁるい目が、ますますまぁるくなって、耳まで真っ赤になった。
素直すぎるその反応に思わず吹き出した。
「まーくん、ホントに可愛いわ。翔やんも俺のものアピールしたくなるはずだよね」
「…おっ…おれの、もの…」
まーくんが、金魚みたいに口をぱくぱくさせる。
「カズさん…なんで?」
「なんでって…翔やんならそうしそうだなって、思っただけ」
翔やん、器用そうに見えて不器用だし、やることもまっすぐ過ぎて、わかり易いんだよね。
それで、相手がこの天然ちゃんだもん。
ひとりで盛大に空回りする翔やんとか、天然に振り回される翔やんとか…想像しただけで、笑える。
やっぱり潤にまーくんを連れてきてもらって正解だったわ。
ニヤニヤしてる俺をまーくんが、不思議そうな顔で見つめる。
「良かったね」
そう言ったら、びっくりするくらい綺麗な顔で、まーくんが笑った。
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わー!お写真探してたらタイムアップ!
これから学校のボランティアいってきまーす!
さっき、スコールみたいな雨が降ってきてびっくりしたー!
今は小降り♡出かける時にスコールじゃなくてよかったー!