「おはよー、しょうちぇる♡」
ドアを開けて入ってきた翔さんに、相葉さんが言う。
まだ、言ってんのか、それ。
「はよ」
って、翔さんもフツーに返事したし。
俺の視線に気がついた翔さんが、眉毛を上げておどけてみせる。
あのヒトのコイビトだもん、そんなの慣れっこですよね。
相葉さんの前に腰を下ろして、コーヒーを片手に新聞を広げる、そんな翔さんをニコニコと眺めながら相葉さんが口を開いた。
「あもーれ、しょうちぇる♡」
ぶは!
「あっぶね!コーヒー吹き出すとこだったわ!」
翔さんが慌ててコーヒーをテーブルに置く。
「相葉さん、今、なんて?」
笑いそうになるのを必死に堪えて、相葉さんに聞いてみる。
「え?あもーれしょうちぇる♡」
「良かったですね、翔さん。『しょうちぇる』がグレードアップじゃないですか」
やっぱり、相葉さん、最強だわ。
「良かねぇよ!なんだよ、それ!」
「えー、だって、しょうちぇるは俺のあもーれでしょ?」
そう言って、相葉さんはにっこりと笑う。
「…えーと、バカップルは2人でやっててもらえます?」
ついてけないわ、って、立ち上がって潤くんの隣に移動する。
潤くんはニヤって笑うとまた本に視線を戻した。
「…雅紀、あのなぁ…」
翔さんが困った顔で言う。
俺の隣で、本をパタン、と閉じた潤くんが、
「大野さんが来るまで、な」
って、バカップルに言って、ほら、行くよって、俺の腕をとって立ち上がる。
ぽかんとした顔の2人に、手を振ってドアを閉めた。
「俺らも甘いなぁ」
って、ドアに凭れて潤くんが笑う。
「ふふ、そうね。でも、もうすぐだもんね?オリンピック」
あのおバカさんは寂しいとか絶対に言わないから。
「かず、駐車場いこ」
潤くんは外から楽屋の鍵をかちゃり、としめる。
「ちょ、潤くんいつの間に鍵持ってきてたのよ」
「さすがでしょ?オレ」
ふふんって、笑って、鍵をポケットにしまう。
「ほら…智を迎えに行こうぜ」
潤くんが俺の肩に、手を回してニカって笑う。
やっぱりさ、俺らの太陽が笑っててくれないと困るから、さ…
よろしく頼むね?
あもーれしょうちぇる、さん(笑)
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昨日、新しくゲットしたLINEのスタンプに『アモーレ♡』があってね…
送ったら友達が大ウケで…
それだけなの(笑)あは( *´艸`)