空高く 71 | 嵐さんに愛を叫べ

嵐さんに愛を叫べ

相葉くんと櫻葉さんが大好き!です

モデルズも大宮さんも、その他CPも登場します。

腐ってますので、ご理解のあるオトナのお嬢さまのみ、自己責任でご覧ください。
男性と思われる方、商業目的と思われる方の読者申請、コメントは削除させていただきます。



「も、帰る...」

「...ん...」

「帰るってば」

「...ん...」


そっと、おーのさんを押すのに、その度にぎゅって、抱きしめられて、もう本当にどうしていいのかわかんない。

「『ん』じゃなくて、帰るから...」

「...ん...」

腕の中から出るのを諦めて、また背中に手を回した。
...いいんだよね?


「おーのさん...好き」

「...ん...」

もう1回、言ってみたけど、おーのさんはまた、『ん』って言って、俺を抱きしめる、だけ。


「『ごめん』の後は『ん』しか言わないの?」

「......ん......」

ぎゅって、また抱きしめられて、俺はもう、そのまんま、おーのさんに身体をあずけた。

何も言われなくても、伝わってくる。
俺のこと、好きなんでしょ?
でも、聞かない。
言わなくても、いい。
こうしててくれれば、いいから。

心地いいスピードで心臓が脈打って、おーのさんの心臓の音と、俺の心臓の音が重なって、ひとつになって...


まーくん。
痛いだけじゃ、なかった。
もっともっと2人でぎゅってして、磨いたら...
きっとダイヤモンドよりも固くなって、キラキラ光る、はず。
きっと、俺らなら、できる。


「おーのさん、ひとつだけ、お願いしてもいい?」

おーのさんが、やっと腕を緩めて、俺の顔を見た。


「俺ね、あの日のファーストキス、上書きしたいの」


あれ以来、誰も触れてない、唇。
消去したくても、できなかった、記憶。


「おーのさんで、上書き保存、させて?」

...こんなこと、恥ずかしくて二度と言えない、けど。
今だけ...今だけ、だから...


言った後で、心臓が破裂しそうなくらいバクバクし始めて、おーのさんの顔が見れなくて、下を向いた。


「ふふ、耳まで真っ赤」

おーのさんの指が俺の耳をなぞって、そのまま、顎をつかむ。


「下、向いてたら出来ないよ?」


そう言って、俺の顎を優しく持ち上げて...

ふわり

おーのさんの唇が、一瞬だけ、優しく俺の口に触れて、離れた。