♤は大宮さんサイドになります(♡´艸`)
興味のある方だけ、どうぞ。
「ニノ、遅い」
控え室に戻ったら、帰り支度を終えた大野さんが、1人で俺を待っていた。
「ごめん。スタッフさんに捕まってた」
「ふぅん」
目だけ、動かして俺を見る。
「コクハクでも、されてたの?」
「...ちがっ...」
俺を捕らえて、離さない、その目。
「ま、いいや。早く帰ろ。腹減った」
そう、言ってさっさとドアを開けて出ていく後ろ姿を慌てて追いかける。
「...なん、で?」
大野さんを見上げる。
「なにが?」
大野さんが、俺を見下ろす。
「腹、減ったって...言って、た、のに...」
「うん。腹、減ってた。だけど、こっちも美味そうだったから」
「美味そうって、なに、よ...」
大野さんに揺さぶられながら、笑う。
大野さんは、いつもそう、だ。
甘い雰囲気になんて、なったこと、ない。
好きだ、なんて言われたことも、ない。
いつも、突然に波がやってきて
気がついたら呑み込まれて。
最初から、そうだった。
けど
それを期待して傍にいる
自分が一番ヤバイのかもしんないなって
「あ...も、ダメっ...」
...そう、思うんだ。
♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚
あ、あれ?
大宮さんサイド、あまあまーじゃない???