翔と初めて逢ったのは、いつだろうね?


 結構前だった気がする。


 最初の頃は、翔くんって呼んでたのは覚えてる。


 とにかく一緒にいると落ち着けた。何気ない会話でも楽しかったし。


 何かが不思議で、でもそれが居心地良かった。


 第一印象は、掴めない人だなって思った。


 ふわふわしてて、目を離すとすぐにいなくなる人。


 初めて逢ってから、次に逢うのが1ヶ月近く経ってからっていうのが印象を決めた。


 知らないうちに翔に惹かれていったんだと思う。


 翔が初めて好きって言ってくれた時、単純に嬉しかったよ?


 でもね、本気なのか、嘘なのか分からなかったのも事実。


 翔が分からなかったことも沢山あった。


 翔は、僕らの関係を友達以上恋人未満って言ってたね...それも良く分かんなかった。


 形は、求めてなかったはずなのに、心のどこかでは不安だった。


 翔が、他の人のとこに行っちゃうんじゃないかって、不安だった。


 僕と、咲以外の女の子と話してるのを見た時とか、


 ちょっとだけ妬いたっていうのは今だから言えること。


 翔は、急に不機嫌になったりする時があったね。


 何となく、今、思い返すと共通点を見つけたんだ。


 でも、教えないね?内緒にしとく。


 どこが好きかって聞かれると困るんだ...特定してここが好きっていうのは無いから。


 翔の、照れ笑いとか、怒った顔、泣き顔、笑った顔、抱き締めてくれるとこ、撫でてくれるとこ


 全部を踏まえて好きって言った方が正しいんだと思う。


 どれも、大切。

 

 ねぇ、翔?


 僕は離れていかないよ?

 

 いつか、離れる時は必ず来るって翔は言ったね?


 なら、その時が来るまで一緒にいる。


 翔が離れても、引っ付いてく。


 だから、怖くないよ、大丈夫。

 

 翔...色々とごめんね。ありがとう。


 そして、これからもよろしくね?


 もう一つ...伝えたい言葉は直接、伝えるから。



 

 From:静夜。







negai~星じゃなくて貴方へそっと祈る~-sho