卒業式の後のおーちゃんは、新年度準備で毎日学校に行ってる
あたしとまーくんは入学式まで毎日ダラダラしたり、遊びに行ったり
おーちゃんに会いたいな~
毎日電話はしてるけど、2週間も会わないなんて初めてかも
♪~
『もしもし、おーちゃん!』
『なっ、なんだよでっけー声出して』
笑いながら話すおーちゃんは、目尻下げてふにゃって笑ってるんだろうな
『学校どう?新年度準備って忙しそうだね』
『もう目が回りそうだよ。先生方の歓送迎会もあったしな。やっと明日早く帰れそうだから一緒に飯食おうか』
『うんっ!』
2週間ぶりのデート!
何着て行こうかな
『嬉しそうだな~』
『そりゃそうよ。もうおーちゃんの顔忘れちゃったもん』
『んな寂しいこと言うなって』
あ~、早く明日にならないかな
楽しみすぎるよ~
『楽しみすぎて、今日眠れないかも』
『遠足前日の小学生みたいだな。それじゃ、寝坊すんなよ』
『おやすみなさい』
2週間ぶりに会うおーちゃんは、2割ううん、3割増しでかっこよく見える
あれ?
なんかおーちゃん、目を合わせてくれない
『どうしたの?』
『いやぁ、なんか久しぶりに会ったら悠恵が可愛く見える』
あたしとおんなじこと思ってたんだ(〃▽〃)ポッ
『可愛く見えるんじゃなくて、可愛いんです~』
ふくれっ面してみせると
『おう、そうだった!今のその顔、特に可愛いよ(笑)』
『おう、そうだった!今のその顔、特に可愛いよ(笑)』
『もう!』
『ほら、行くぞ』
手を出されたけど、なんだか恥ずかしくてもじもじしていると
『行かないなら帰るぞ。またな』
『行かないなら帰るぞ。またな』
『待って!待ってよ~』
後ろから追いついて、そっとおーちゃんの手を取った
『おいしかったね』
『俺、腹パンパンだよ。ほら悠恵みたいだろ』
お腹を膨らませて見せる
『なんでよ~。今日のおーちゃん意地悪だよ』
『俺、好きな子には意地悪しちゃうタイプだからね』
『おーちゃん、いくつよ~(笑) 児童じゃん』
『あはは。まだ時間大丈夫ならうち来るか?』
おーちゃんの家までひと駅、一緒に電車で帰るってなんだかいいな
『どうぞ』
ドアを開けてくれた
『ただいま~』
靴を脱いで上がった瞬間、後ろから抱きしめられた
『おーちゃ・・・んん・・・』
くるっと向かい合わせにされて、そのまま壁に押し付けられた
唇をふさがれ、両手首を押さえつけられて自由を奪われる
『はぁ・・・』
冷たい手が熱くなった肌に触れる頃には
身体中が甘くしびれるような感覚
身体中が甘くしびれるような感覚
足の力が抜けると
『おっと!』
『おっと!』
腰を強く引き寄せられ、そのままふわりと抱きかかえられた
玄関でなんて・・・
恥ずかしくて、でもやめてほしくなくて、おーちゃんの首に顔をうずめた
ベッドに下ろされると、甘い声と妖艶な目
『もっと近くにおいで』
ふたりの体温が同じになって、深く熱くとけていく


