伝えたいこと 218 | 嵐のち、嵐

嵐のち、嵐

嵐さんの妄想小説です。
BLはありません。
リアル設定もありますので、苦手な方はご注意ください。
アメンバーは随時募集しています。

自作ディスクラベルもアップしています。

 
卒業式の後のおーちゃんは、新年度準備で毎日学校に行ってる
 
あたしとまーくんは入学式まで毎日ダラダラしたり、遊びに行ったり
 
おーちゃんに会いたいな~
 
毎日電話はしてるけど、2週間も会わないなんて初めてかも
 
 
 
 
 
♪~
 
『もしもし、おーちゃん!』
 
『なっ、なんだよでっけー声出して』
 
笑いながら話すおーちゃんは、目尻下げてふにゃって笑ってるんだろうな
 
 
『学校どう?新年度準備って忙しそうだね』
 
『もう目が回りそうだよ。先生方の歓送迎会もあったしな。やっと明日早く帰れそうだから一緒に飯食おうか』
 
『うんっ!』
 
2週間ぶりのデート!
 
何着て行こうかな
 
『嬉しそうだな~』
 
『そりゃそうよ。もうおーちゃんの顔忘れちゃったもん』
 
『んな寂しいこと言うなって』
 
あ~、早く明日にならないかな
 
楽しみすぎるよ~
 
『楽しみすぎて、今日眠れないかも』
 
『遠足前日の小学生みたいだな。それじゃ、寝坊すんなよ』
 
『おやすみなさい』
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2週間ぶりに会うおーちゃんは、2割ううん、3割増しでかっこよく見える
 
あれ?

なんかおーちゃん、目を合わせてくれない
 
『どうしたの?』
 
『いやぁ、なんか久しぶりに会ったら悠恵が可愛く見える』
 
あたしとおんなじこと思ってたんだ(〃▽〃)ポッ
 
『可愛く見えるんじゃなくて、可愛いんです~』
 
ふくれっ面してみせると
『おう、そうだった!今のその顔、特に可愛いよ(笑)』
 
『もう!』
 
『ほら、行くぞ』
 
手を出されたけど、なんだか恥ずかしくてもじもじしていると
『行かないなら帰るぞ。またな』
 
 
『待って!待ってよ~』
 
後ろから追いついて、そっとおーちゃんの手を取った
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『おいしかったね』
 
『俺、腹パンパンだよ。ほら悠恵みたいだろ』
 
お腹を膨らませて見せる
 
『なんでよ~。今日のおーちゃん意地悪だよ』
 
『俺、好きな子には意地悪しちゃうタイプだからね』
 
『おーちゃん、いくつよ~(笑) 児童じゃん』
 
『あはは。まだ時間大丈夫ならうち来るか?』
 
おーちゃんの家までひと駅、一緒に電車で帰るってなんだかいいな
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『どうぞ』

ドアを開けてくれた
 
『ただいま~』
 
靴を脱いで上がった瞬間、後ろから抱きしめられた
 
『おーちゃ・・・んん・・・』
 
くるっと向かい合わせにされて、そのまま壁に押し付けられた
 
唇をふさがれ、両手首を押さえつけられて自由を奪われる
 
『はぁ・・・』
 
冷たい手が熱くなった肌に触れる頃には
身体中が甘くしびれるような感覚
 
足の力が抜けると
『おっと!』

腰を強く引き寄せられ、そのままふわりと抱きかかえられた
 
玄関でなんて・・・

恥ずかしくて、でもやめてほしくなくて、おーちゃんの首に顔をうずめた
 
ベッドに下ろされると、甘い声と妖艶な目
 
 
『もっと近くにおいで』
 
ふたりの体温が同じになって、深く熱くとけていく