おーちゃんの唇に触れた手をそっと握られて
チュッと指に口づけられた
その目はいつもよりも妖艶で、思わず目をそらした
『煽んなって言っただろ』
一瞬でいたずらっ子みたいな笑顔になると、デコピンされた
『来週の三者面談、LINEでビデオ通話だったよな』
時差の関係で、昼休みに学校のパソコンでビデオ通話での面談の予定
『それまでにちゃんと親と進路の相談しとけ』
進路はもう決めてるんだ
おーちゃんみたいに生徒に慕われる教師になりたいの
だから頑張って大学に行くんだ
そういえばまだ、おーちゃんには話してなかったわ
『次の観るか?』
テーブルの上のお菓子をちらっと見てると
『先にオヤツだな?』って笑って、グラスにジュースを注いでくれた
あ~、またガキンチョ扱いされる~
『ホント悠恵って面白れぇ』
???
意味が分からなくて、ポカンとしていると
『ほら、そうやってひとりで百面相するだろ(笑)』
『ほら、そうやってひとりで百面相するだろ(笑)』
『・・・かわいすぎ・・・』
『え?』
よく聞こえなかった
『ん?』
なんだ、気のせいか・・・
『で、相葉は今日は家に入れたのか?』
昨日からのまーくんの話をすると
おーちゃんはお腹を抱えて『ばかだなぁ~』って笑ってる
おーちゃんはお腹を抱えて『ばかだなぁ~』って笑ってる
あたしも家に入れないよぉって言うまーくんのしょんぼりした顔を思い出して笑った
『だけどもう、男を泊まらせたりするな』
真剣な表情で言われた



