テレビで見る翔ちゃんは、手の届かないアイドルで
その笑顔は見ている人みんなを幸せにしてくれる
その笑顔は見ている人みんなを幸せにしてくれる
でもね、あたしには辛くなるだけの笑顔なんだよ
最後の電話から何日って、初めのうちは数えていたけど
最近は数えなくなっていた
最近は数えなくなっていた
会えない時間が長くなって
だんだん翔ちゃんへの気持ちが小さくなるのかと思っていたけど、逆に、どんどん想いは募っていく
そんなある週末、ずっと聞いていなかった着信音が鳴った
翔ちゃん専用の着信音≪このままもっと≫
どきどきする…
深呼吸をして通話ボタンを押す
『もしもし』
『綾?』
『うん…』
『元気だった?』
『うん…』
涙がこぼれて、何も言えなくなる
あたし今、翔ちゃんと話してる
たったそれだけの事実で胸がいっぱいになる
『今夜、時間ある?俺の部屋に来てくれる?』
