きっと大丈夫 165 | 嵐のち、嵐

嵐のち、嵐

嵐さんの妄想小説です。
BLはありません。
リアル設定もありますので、苦手な方はご注意ください。
アメンバーは随時募集しています。

自作ディスクラベルもアップしています。

 
♪~
 

繋がった!
 
数日間音声ガイダンスだった携帯が繋がっただけで
翔ちゃんとの距離が少し近くなったように感じた
 
 
 

『もしもし』
 
 
ずっと聞きたかった声があたしの耳に届く

『…』
 
聞きたいこと、話したいことがたくさんあったのに何も言えなくて
ただ震える手で携帯を持っているだけのあたし
 

『綾?』
 
『会いたい…』
 
かすれた声で、それしか言えなくて…
 
 
 
 
 
 

『ごめん、今は会えない』
 
 
 
 
 
 
なんで?
 
ねぇ、翔ちゃん!
 
あたしのことが嫌いなら『嫌い』って言って

他に好きな人がいるなら、隠さずにそう言ってよ
 
 
 
 
 
 
『少し時間をくれないか?』
 
『…』
 
『待っててほしい』
 
 
 
 
 
「櫻井さーん、お願いしまーす」
 
後ろでスタッフらしき人の声が聞こえる

『これから本番なんだ。わがままだってわかってるけど、俺には綾だけだから』
 
 
 
 
 
結局そのまま電話は切れて
あたしは、何もわからないまま
 
翔ちゃんが言った『待ってて』は、すごく嬉しかったけど
いつまで待てばいいの?
 
なんで何があったのか話してくれないの?
 
なんで会えないの?