きっと大丈夫 29 | 嵐のち、嵐

嵐のち、嵐

嵐さんの妄想小説です。
BLはありません。
リアル設定もありますので、苦手な方はご注意ください。
アメンバーは随時募集しています。

自作ディスクラベルもアップしています。

『どうしたの?』
 
不思議そうに聞いてくる翔ちゃん
 
 
『今のこの瞬間の状況が、オープンカーに乗って、空には星がキラキラしてて【きっと大丈夫】のPVそのものみたいで』
 
『お~、さすが、アラシック!』
 
『アハハ』
 
 
 
『そういえば、マツジュンと孝之から聞いてた綾ちゃんのイメージと全然ちがうんだよね』
 
 
 
あの二人、どんな風にあたしのこと話してたのかな
 
どんくさいとか、ガキだとか
きっとそんな感じで言ってたんだろうな
 
ヤダヤダ
 
 

『どんなふうにあたしのこと話してます?』
 
『言っていいのかなぁ?』
 
『そんなにひどく言ってるんですか?』
 
『うそうそ(笑) そんなにひどいこと言ってないよ』
 
『そんなにって……やっぱりちょっとは言ってるんですね』
 
『それは男同士の秘密だからナイショ』
 
『もおー!』
 
『あははは』
 
 
 
 
あたしがリラックスできるように
楽しい話をたくさんしてくれる
 
なんだか自然体でいられて、楽だわ
 
 
 
 
ホテルニッコーを過ぎると恋人岬が近づく
 
『うお~、マキシマム綺麗じゃん!』
 
そう言うと翔ちゃんは車を停めた
 
 
『階段なんですけど、もう少し上まで行けますよ』
 
『行ってみよう!』
 
 
 

いちばん上まで登るとタモンビーチのホテル群の明かりが、キラキラ光っている
 
『うわーっ、きっれぇだなー』
 
 
 
翔ちゃんは振り返ると笑顔で言った
『連れてきてくれてありがとう』
 
『いえ、食事のお礼です。あたしこそ今日は、ありがとうございました』
 
 
 
 
『綾ちゃん、あのさ…』
 
『はい?』