初日に観た時に感じたあの苦しみ…


"初めて観る"という緊張もそうだけど

ずーっと苦しくて切なくて


純粋なラブストーリーじゃないことは分かっていたけどその想像を超える内容で



主題歌のナハトムジークが流れ出した瞬間

泣いてました…



これを当時あの忙しさで演じていた涼介の努力が報われればいいなと

映画の苦しみと共に
そういう方面でも考えてしまって…


それをナハトムジークが
抱えずに吐き出していいんだよと優しく包み込んでくれるような感じで



号泣とかじゃない

ツーっと流れるだけの涙



なんか初めての感覚だったな…






今回は色んなタイミングが合致して
5回観に行けました

泣いたのは初回だけです









長くなるけど
ツラツラとあれこれ書いていきます

余裕でネタバレます












煙草が似合ってたよね〜照れ

うわちゃんと吸ってる!びっくり

が最初の印象w


予告だけだと
ただ咥えてるだけの可能性も考えてたから
あぁ吸ってるわ…

っていう
私の中ではちょっとだけマイナスポイント(?)


前記事でも書いたけど

煙草が大嫌いなんでね



ただ

もしこの子が全く吸わない人なのであれば
もう完全にどタイプすぎるので

逆に吸っててくれてありがたいと思ってる


理性が保てるから←




でもかっこ良かったよな…
煙草吸ってる姿…

写真集でも吸っててドキッとしたし

こ〜いは〜もうもくだなぁ〜
ぜんぶ〜 きみのせいだ〜♪

ですw






まぁほんとに喫煙者ならば
あのお肌は保てないと思うし


ありたかが
"普段見ない姿でドキッとした 大人になったなぁ"
って言ってたことを踏まえると


現場では吸ってないことが分かるし
ほっとんど吸わない人だとは思いたいが


その辺のリアルな煙草事情は…知らなくていいや










総合格闘技やら乱闘シーンやらのアクションもめっちゃかっこ良かったなー


自分より身体の大きい人たちを持ち上げたり
回し蹴りしたり
締めたり←言い方


なんかもう…すごい

しか言えない


あんたあの時こんな頑張ってたのかよ…




個人的には
マウスピース出すとこ好きでした←そこ?








北村のポルシェ見つけて寄ってく時の
自転車押しながらペダルをひょいって避けるあんよが可愛かった
↑どこ見てんの?笑







自力で車押したシーン…

ほんとに頑張って押してると思って
こやつ車押せるんかい!ってびっくりしたけど

実際は"あまりにもスーッと動いてしまって重そうに見える演技してた"っていう
それはそれで驚き

「僕が怪力なのか車が軽いのか…」

っておもろかったなw








声が聞こえてくるんじゃないかと思った慟哭

実際は声出してたのかな?
で声を消したのかな?
分かんないけど

声出さずにあの演技してたらやばいよあれ…


ここだけだよね
唯一ちゃんと歯が見えるの

わざわざ黄色く塗ってたから
汚い感じも出てたと思う










真っ赤に充血した目

これがCGでも何でもなくその時の涼介のお芝居によるリアルな充血だって言うんだからすごい…


徐々に真っ赤になっていく

怒りが頂点に達したのが分かる目をしてた



正当防衛っちゃ正当防衛になりそうだけど
蒼は人を殺めてしまった

圭介を守ろうとして
自分も首にナイフ刺さった後なのに…



初見の時ここはほんとに苦しかったです
あの首の傷痕が切創ではなく刺創だったとは…

そして刺さったことないのに
まるで経験したことあるような演技出来るのすごすぎた…






この高校時代の乱闘シーンと
終盤の北村と美夏を助けに来た時の乱闘シーンは

理性がぶっ飛んだ怒り




ノベライズには

蒼は小さい頃から児童養護施設に入ってて

親がいない人生を送って来たからなのか
理由のない怒りが込み上がる時があって

それをぶつけるために始めたのが総合格闘技


っていうバックボーンを知った上で2回目以降を観るとよりその怒りの種類が分かって面白かった





圭介が「ボウリング行こうぜ」って蒼の元に来た時のあれは制御された怒り

親友だからこそ
そして勘違いさせてしまった
ちゃんと話してなかった自分の非でもある

あの抑えられた怒りがとてもお上手で


乱闘シーンより
こっちの方が声出そうになるような気がして

声なしで演じてたのがほんとにすごいと思った



この時の圭介を見る目も好きだったし

その後のスクーターで走り去る時のヘルメット越しに睨んでる目も好きだった









美夏に幸せになってほしいと
務所で右手伸ばして美夏を想う蒼

このシーンが
カットのあとも涙が止まらなかった場面…
(パンフレットで涼介が語ってる)



最初泣いてるのが分かんなかったの
目が潤んできてるなぁ〜ってのは分かったけど

何回か見て
あ、涙伝ってるわ…って気付いた


それくらい自然な涙だったんだと思います




ぜひともカットされた後をメイキングに入れてほしいもんだけど
きっとそういう部分を見せることは涼介が嫌がると思うんであまり期待はしません









美夏が蒼を想って弾いた『サイレント』

とっても素敵なんだけど
途中がどうしてもジブリに聴こえた私の耳…笑








美夏が無事で
頬に付いた血を拭う時のツーっと流す涙と表情が良すぎた件


からの

美夏の身代わりになろうと鉄棒持って構えて
警察が来た時のあの真っ黒で吸い込まれるような目


涼介ってちゃんと画面越しなのに目が合う感覚になれる人だと思ってて
(松潤もそうなんだけど)


何もかも捨てて俺はどうなってもいいっていう死んだ目なのに意思が宿ってる

このシーンの目が私は一番印象的でした







最後
2人が見つめ合う時の目と微笑みも良すぎたし

トドメの美しいキスシーン


ほんとに美しかった…



当初は台本にこのキスシーンがなくて
急遽当日に撮ることになった場面

ノベライズにもありません


でも多分見つめ合って微笑んで終わったら
だいぶ心残りだったと思う

キスシーンで終わったからこそ
この2人の過去が報われて幸せな人生を歩んでいてほしいって思えたし

この終わり方で良かったと私は思います










ポスターを見て
予告を見て

それだけで行くと

完全に裏切られる作品


純粋なラブストーリーではなく
こんなにも闇があって苦しくて切なくて

静と動の波が次々と押し寄せてくる



涼介が蒼を演じるために
髭を伸ばし肌を黒く塗って歯も汚して
煙草も取り入れ

格闘技の練習もして


底辺にいる身分の人間が
上層にいる神聖な女性相手に

手を拭いてからタッチするようにした

その涼介の案は
すごくストーリーにも活かされてたと思うし



セリフがないからこそ
蒼がどう思っているのかっていうのを

目と表情と行動でのみ表現する



すごく難しいことだと思います

一番台本読み込んだってのがよく分かる…






最後のあの
美夏が自分の名前呼んでることに気付いた船上での表情…

""なんでここに??
一人で杖なしで歩けるようになったんだ…
でも俺には会う資格はない…""

が見事に表現された表情だったと思うんです



でやっと蒼の顔を認識できた美夏の微笑みと
それに応える蒼の微笑み

どこか照れ臭さもあるけど
言葉にしない愛情がちゃんと伝わってきた





上手すぎる…

ほんとに上手すぎる…





涼介の
お芝居する時の目と
泣きと怒りの演技が大好きな私にとって

サイレントラブは
それを全部堪能出来る最高の映画です







涼介のご両親も鑑賞されたようで…

なんかいいな(´ー`)


息子のキスシーン見るのどんな気持ちなんでしょう?笑



"演技上手くなったな"ってお父様に言ってもらって
複雑だけど喜んでる姿がとても微笑ましかった








買ったねぇw




なんかとても貢献してる気がする自分の中では…



バレンタインカード期は行ってないけど






大ヒット御礼舞台挨拶生中継は観に行けて



衣装のおかげで(?)すげぇ脚長かった涼介




アップで映った瞬間気づいた右耳ピアス!!


わぁ!開け直しやがったこやつ!!


って思ってからずーっと右耳ピアスに持ってかれて何話してたかあんま覚えてなくてw





えーっとねぇ


キラキラを消すために黒いドーラン塗ってたから衣装とか待機する車内とか

汚さないようにするのがけっこう苦労した


って話してて



その直後


そんな苦労は言うもんじゃないですけどね


ってサラッと放ったこの言葉がとても山田涼介だったなと




あとバレンタインの友チョコは要らないらしいw


って言う野村くんに便乗する形だったけど

本命だけでいいんだそうな照れ






生中継観たのがなんと7年振りでびっくり!


久々の感覚を味わえて良かったです






個人的に好きだったセリフは



圭介の


「蒼、女?」
(って言われて顔背ける蒼込みで)

「ぉお楽しみ中??」


ですw





あと



ピアノひいて


金払う


俺の代わり


聴かせたい人いる


夢を叶えてほしい


俺にはないから




っていうアプリの音声がどうしても

ジャにの期のなかまるぅぅぅぅの声と同じだから笑いそうになってましたw


(お花見しながらハーモニカ咥えて音声聞いて笑ってはいけないっていう企画)







クスッと笑えるとこもありつつ


音楽も素敵で


とても見応えのある素晴らしい作品でした






最後の最後に語彙力ガタ落ち



長々と読んでいただきありがとうございました