amnos---0915さんのブログ

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…気になるやつがいる。


と言っても、自分的には気の迷いだと思いたい。






友「それ、単なる憧れだろ。」



それか病気。と告げて席を立つ友人。


あれ、俺結構真面目に話してんのになぁ…

なんか冗談扱いされてる。



「え、ちゃんと考えてくれよ。」



は?と振り返って怪訝そうな顔をする。



友「翔の事なんかしれねぇっつーの。」



…優しかった君はどこへ。

あぁもう、考えるのをやめるか。


ふぅ、と溜息をつき教室に戻る。


ポケットの中で震えるケータイを手にし、通信相手を確認。

…問題の、あいつだ。



「もしも…」

優『しょーーーくんっ!出るの遅いよ、ばかっ!!』



キーン、と高い声が鼓膜に響く。

えーと…音を感じる神経ってどこにあるんだっけ。


…じゃなくてっ



「優、今学校なんだけど。」



只今、木曜の10:40。


しかし優は俺の事を無視する。

…今日の扱い、ひどくね?



優『緊急招集!今日の時間、忘れてるでしょっ!!』



胸ポケットから、小さめのスケジュール帳を出す。


ペラペラとページをめくり、今日の所にたどりつく。

細かい字で書いてある、メモを見て数秒停止。


[11:00~バックの練習・遅刻厳禁]



「あぁーーーーーーっっ!!?」

優『やっと気付いたか、ばか。本当にばかっ!』



すっかり忘れていた、そんな自分を呪いたい。


急いで職員室に向かう。



「せんせぇ…今日、レッスンだったんですけど。」



話しかけると、振り向いて溜息をつく高橋先生。


あれ、ここでも同じ感じかな?



担「ったく、櫻井。順位も少し下がったし…ちょっと気ぃ抜けてんじゃないのか?」

「す、すみません…」

まさか、順位が下がってるとは思わなくて。

急に言われたから余計ダメージを食らう。



なんとか許しをもらえ、その場から逃げだす。


なんといっても、俺が「これ」をやっていけるかは、成績次第だからだ。


とりあえず今までは何とか大丈夫だったが…

先生に溜息をつかれると、さすがに身構えしてしまう。



…俺、まだまだ弱ぇな。

一年前の事を思い出し、苦笑する。


外に出て空を仰ぎながらカツを入れる。



「絶対、強くなる。」



空は、青かった。