何だか日が空いてしまった!
脱毛の調子はというと、ステロイドの内服を継続しているからか、髪の毛の抜け方はゆるやかになっています。
ただもう前髪なんてものは存在しないし、地頭の形が一見して明らかなほど髪の毛はないです。
こんな姿誰にも見せられないなーってレベル。
現に親にも見せてない感じ
皆様のブログなどよむと、内服やめるとまた一気に脱毛が進むらしいので、覚悟しないといけないなーと思っております。
そんな中、ウィッグのおかげで普通にオシャレもできてます。
好きな服着てアクセサリーつけて、普段通り過ごせてる感じです!
ウィッグつけてる状態にもだいぶ慣れてきた!
前記事のとおり、夏は外歩くなどの移動は本当に暑くてしんどいですが、、、
改めてウィッグありがとうだな、と。
ウィッグというものがなかったら、家から一歩も出ないとかになっただろうなとか、
あってもこれだけ自然で可愛いものがなければ、引きこもりがちにはなってただろうなと思います。
ワンステップでカットしてもらった時、その美容師さんがなんでここで働いてるかって話になったのですが。
その方のご親族に抗がん剤で脱毛した人がいて、その人にウィッグのカットを頼まれたそうな。
そしたら普通のカットとは全然違くて、興味を持って色々研究してるうちに、
ワンステップという会社ができるだけ自然でその人の前の髪型に近い形のウィッグの提供をしていると知って、この世界に飛び込んだんですー、と言っていました。
美容師さんって普通はすごくポジティブな仕事というか、お客さんにとって楽しいばかりの瞬間を提供するお仕事だけど、
抗がん剤の脱毛とか脱毛症の人のためのウィッグを提供してカットする美容師さんは、
すごくマイナスで苦しい状態のお客さんを相手にするんですよね。
絶望的になってるお客さんに、少しでも前向きになれるような価値を提供する仕事で、なんて尊くありがたいんだ、、と、この病気になって初めてそのありがたみを痛感しています。
抗がん剤を受けようとしている人が、そのウィッグがあるだけで少し前向きになれたり、治療がんばろうって思えるかもしれないし
脱毛症でほとほと落ち込んでしまってる人が、このウィッグあるから、病気以外のことにも目を向けることができるかもしれない。
私がお世話になっているワンステップさんは、人工乳房もやっていて、
話を聞いたら、血管の透け感とかまで再現されているようなもので、温泉にも入れるんだって!
みなさん、つけると一様に安心したような嬉しそうな表情をされる、という話を聞いて、ホロリ、、、
髪の毛もだけど、あるのが当然だったものが、そして女性の象徴であったようなものがなくなったときの悲しさや不安、切なさは、なってみないとわからないものだなと思います。
そういう苦しさに寄り添ってくれるビジネスがあるのは本当にありがたいです。
私もいつか髪の毛が生えたら、その髪を大切にとことん伸ばして、ヘアードネーションする、が今回の病気でできた新しい目標です!
私の姉は医者なのだけど、数年前にヘアードネーションしてて。その時は、姉えらいなーくらいにしから思ってなかったけど。
ウィッグのありがたみを知って、姉のことをあらためて尊敬しました。
話は変わりますが、最近読んだこれがめっちゃよかった。
(私は無類の漫画好きです)
特に好きだったのがこのシーン
(引用:ふきよせレジデンス 谷口菜津子さん 上巻)
両親亡くしたり大変な思いしてる女の子にコンビニの店員さんが話してるシーンなんですが、、
脱毛症な今にも沁みたし、大切な人を亡くした時のことなど思い出してホロリ
これ以外にも、そうだそうだ、そうなんだよね、と思うシーンがたくさんある良作でした。オススメです〜
そうだそうだ、漫画好きだからネタがない時はオススメ漫画のことを書こう😊