※今回の記事はプレママというより犬ブログというか雑記です。
私はその人のことがとても好きで、仕事のやり方が素敵だな、と思っていました。
いいと思う点はこのあたり↓
⑴ 飼主や患者が取り乱していてもいつも冷静、淡々と説明をしてくれる
⑵ 説明がとても丁寧
⑶ 過度に期待をさせるようなことを絶対に言わない、最悪のケースを説明する
⑷ お会計の時に渡してくださるレポートがとても丁寧。いつも裏表ビッシリ→メモしそびれてても、レポートを見れば全部わかる
⑸ 自分がこの犬の飼い主の立場であればこうする、という話をしてくれる
中でも特に助かったのは⑷と⑸でした。
診察中は取り乱してしまい、余命の話などをされると涙がこぼれ、先生の話を冷静に聞いて記憶することができませんでした。(メモはとっていましたが)
あの数値についてはなんて言ってたっけ、この薬についてはどうした方がいいって言ってたんだっけ、、、
と後から思い出せなくなることがよくありましたが、
レポートをみると言っていたことがわかりやすく丁寧に要約されており、困ることはありませんでした。
あと、うちの犬は消化器型のリンパ腫だったのですが、
積極的に抗がん剤治療(プロトコル)をするか、という話について、
「この型のリンパ腫は抗がん剤の効きがいいとはいえません。私が〇〇ちゃんの飼い主であれば、やりません。」
とキッパリ言ってくださったことで、私たち家族も最後の難しい決断をすることができました。
愛犬家で獣医という立場の方のこういう発言は本当に心強く、参考になりました。
その後A先生が産休に入られたので、ほかの先生(B先生とします。)に変わったのですが、
まずレポートの丁寧さというか書き方が全く違いました。A先生はパソコンでA4裏表びっしりでしたが、B先生は手書きで4行くらい。
これを見て初めて、A先生の丁寧なレポート作成は病院の方針というわけでなく、ご自身の判断でこんな面倒なことを1匹1匹の患者にやってたんだということを知りました。
そして、B先生は抗がん剤のプロトコルを推奨する方でした。
B先生が悪いというのではないのですが、
A先生の患者目線の仕事の仕方に感銘を受けたし、ありがたみを感じました。
A先生じゃなかったら、私達は愛犬を苦しめる治療を選択してしまったかもしれないし、
大事な時に冷静な判断ができなかったかもしれないなと。
あと医師の姉の判断やアドバイスも大きかったな。
その病院のホームページをみたらA先生の座右の銘は、この言葉でした↓
親切で慈しみ深くありなさい。
あなたに出会った人がだれでも、前よりももっと気持ちよく、明るくなって帰れるようになさい。
(マザー・テレサ)
これを読んで、なるほど、私もこうありたいと思い、今後の私の座右の銘にすることにしました!
人生一期一会で、仲の良い人やかかわるひとはその時々で変わっていくけど、
私と話した人が、話す前よりも少しでも明るく楽しい気持ちになってバイバイできるような、そんな人間になりたいなと。
という、座右の銘のお話でした𓃰⋆⋆
長々とお読みいただきありがとうございました
