地域柄。
帰路は真っ暗である。


街灯も少なく、
川の音と、
それによく似た下水の音と、

バリエーション豊かな虫の声と、

そうだなあれはでっかいカエルの低いうなり声。



そんな帰り道。
やっぱり少しは怖いでしょうが。


後ろが怖くなるでしょうが。



早足で歩く私。



何かが
背後から近づいてくる。



近づいてくる。



ペダルをこぐ鈍い金属音




確実に近づいてくる。




早い。




追い付かれる





おっさん。






鼻歌は






氷室京介。





なんでやねん




ユカ