杉本花主演の水曜ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」の視聴感想です。

 

コインランドリーから始まるこのドラマ…なぜか映画「死ぬまでにしたい10のこと」を思い出した。そんなシーンがあったかどうかも思い出せないのだけれど…。主人公のピンと張りつめた空気感というか、内に切羽詰まったものを秘めている感じが、人を惹きつけるの。

 

恋についてのあれこれが、主人公の語りと、彼女が出会う男性との間の会話だけで、ドラマが進んでいく。とても強引で、偏ってて、好き嫌いがはっきりする作品。良い意味で狭量、良い意味で私小説や純文学みたいな…個人目線の思想重視の作品。うん。嫌いじゃない。カメラワーク、見せ方も好き。

 

時間がある時に、会話のテンポや、セットの背景を観察しながらじっくり観たい作品でもあります。あ、主人公の衣装がとても好み。すごく好き。

 

ちょっと変わったところのある文菜、「怖っ」と思う行動もあるけれど、そんなところも魅力…とにかくやたらと可愛いし。小説家だという彼女、いったいどんな小説を書いているんだろう…恋愛小説?いや、それじゃつまらんでしょう。もっとこう…意外なホラーとかSF系とかであってほしい。でも、線(内堀太郎)に読んでみせた一節は恋愛小説っぽかったなぁ…。

 

ドラマは第1話の無機質な感じのレンアイドラマとして続いていくのか…、それとも突然人間臭くドロドロ悩んだり喧嘩したりしていくのか…想像できなくてちょっと楽しみ。

 

 

第1話あらすじ(2026年01月14日 放送)
小説家の土田文菜(杉咲花)は近所にあるコインランドリーをよく利用している。なんとなく寂しいその空間が好きなのだ。ある冬の夜、音楽を聴きながら日々持ち歩いている<思考を整理するためのノート>に言葉を書き連ねつつ洗濯が終わるのを待っていると、自分のお店の洗濯乾燥機が壊れてしまって、この日たまたまコインランドリーを利用していた美容師の佐伯ゆきお(成田凌)と出会うことに。

文菜のイヤフォンから音漏れしていたミッシェル・ガン・エレファントのファンだというゆきおと他愛もない会話をした文菜は興味本位でゆきおの美容室についていき、ゆきおがタオルを干す“景色”を眺める文菜。気の向くままゆきおの家までついていき、翌朝二人はつきあうことに…。