トビー・ジョーンズが主人公だ!

面白そう!

と見始めたのに…

 

いや、これ

ホラーより怖い

というか

原作は裁判小説か?

と思ったら

現実のお話でした

 

 

今も裁判が続いている

“英国政府をも揺るがした

英国史上最大規模の冤罪スキャンダル”

だそう

 

※※※

2001年のイギリス

ミスター・ベイツ氏が営む

ポストオフィス(郵便局)に

本社から閉鎖を告げる職員たち押しかけてくる

何故なら、

ベイツ氏が横領したうえにそれを認めないから

ベイツ氏は

ポストオフィスが新たに導入した

ホライズンというシステムにバグがある

と主張するが

“あなたのところだけです”

とバグを認めず

ベイツ氏は私財をとりあげられてしまう

 

ベイツ氏と妻は何もない田舎に引っ越して

余生を過ごすことに…

 

 

ベイカリーショップとポストオフィスを営む

ジュリーはITが苦手

それでも新しく導入された

ホライズンを使って収支を合わせていくと

何故か金額が合わない

相談センターに連絡して

修正方法を確認しながら打ち込み直すと

何故か不足分が倍額に!

すると相談センターの女性は

“不足分は補填するのが契約です”

と何万ポンドもの不足分を

支払うように告げ…

 

リー・カースルトンも

不足分を支払うよう

ポストオフィス側に勧告されるが

裁判に持ち込み敗訴

結局十倍の負債を背負うことに…

 

さらに

横領で有罪になる郵便局長は後を絶たず…

しかし

ホライズンのバグを指摘する方法もみつからず

※※※

 

 

いや

怖いわ

だってねぇ

システム上の計算は間違わないって

思ってしまうじゃない?

つい

自分の入力ミスかなって

IT信じちゃうじゃない?

 

もしかしたら

自分の貯金も

ちいさなバグで

すっごく少なくなってるなんてこと

 

自分の負債が

ものすごく大きなものになっている

なんてこと

起こりうるのかもって…

 

手書きがすべてではないけど

 

さらに驚いたのが

このホライズンシステムを

請け負っているのが

FUJITSU

だってことだ…

第二章冒頭では

フジツーがバグを知っていた

ということが明かされ…

ウーン

今まで知らなかった事件とはいえ

元は日本企業

今は多国籍企業?

関わってくるとなると複雑

 

思わず「富士通」株の上下がどうなってるのか

調べてしまったよ

1月の英国での放送後しばらくして

落ちた日もあったけど

今はどの株とも同じく伸びてる

日本の初放送もミステリーチャンネルだから

広く知られることもなく

緊急放送後も

株価に影響は出ていないようでした