同じ原作から作られた作品とは思えないほど
まったくテイストの違う
「クレイジー刑事 BACKSTROM」
と
「Backstrom はみ出し刑事ベックストレーム」
米国版のバックストロム
「クレイジー刑事 BACKSTROM」では
何故だかいつも雨模様のポートランドが舞台
ポートランドといえば
おしゃれ最先端な都市のイメージが強いのに
この作品ではいわくありげな北部の街
昼間のシーンがあったかさえ思い出せない…
攻撃的で自滅的、変人といっても過言でない
クレイジーな刑事
口も悪いしカッコよくもないのに
何故か女性にもてるし
仕事はめちゃくちゃできる
あ、でもその口が災いして
仕事にあぶれそうになってたな
住んでるところも地下室かと思うよな怪しげなところで
元男娼・バレンタインと同居している
後に彼はバックストロムの異母兄弟だとわかる
どこかで見た顔…だれだっけ?
と視聴当時(2016年頃)つぶやいたら
長男が
「サラ・コナー・クロニクルスのジョン・コナー」
と即答したのでビックリ!
さすが「ターミネーター」好きの我が子
確かにそうだ!
バッドマンの怪人みたいな化粧をしてて
きづかなかった
13話毎回きっちり事件は解決
ミステリーコメディとして
とても楽しめた
ただ
クレイジーなバックストロム
が本当に自滅してしまわないかが
毎話心配だった
続いてくれたらよかったのに
シーズン1以降は見かけない
一方原作同様スウェーデンが舞台の
「Backstrom はみ出し刑事ベックストレーム」は
米国版に遅れること5年
2020年に制作スタート
こちらのベックストレームも
警察組織内でははみ出し者
口が悪く偏屈で女性好き
でもきっちり仕事をしていて
身ぎれいで自信満々
住まいも広々していて
北欧ならではの景色も良いし
登場人物たちもなにやらゆったりしている
ベックストレームの相棒となるのは
隣家に住むエドヴィン少年
凄く可愛くて賢い
ベックストレームは不器用だけど
女性と子供には優しいのだ
原作は『許されざる者』(創元推理)の
レイフ・GW・ペーション
2020年~
「ベックストレーム警部シリーズ」
が刊行されていたのは
知らなかった!
さっそく読まなきゃ
いつもはドラマ観る前に
原作読む派なので
ちょっと焦ってます 笑
「Backstrom はみ出し刑事ベックストレーム」
の方が原作に近いのかもしれない
なにせ原作未読なのでわからない
原作未読の私の好みは
ダーティーな米国版「BACKSTROM」
の方です