きのうは、いつも行く街中温泉へいきました。

 サウナは、冬は12分入っているところ、8分でやめておきました。それでもいつもの順番で湯船を回り、それぞれでしっかり浸かり、休憩ではリクライニングチェアで30分ほど眠り、もう1回サウナから始まるコースを巡り、出てきました。翌日のいまもすっきり感があります。

 

 さきの5月27日(月)の読売新聞の歌壇・俳壇から。

 

 まず、俳句。

 

 「旨かろうわが葬了へて飲むビール」。この句の作者は、八王子市の男性名の方。「鏡の面割りて始まる田植えかな」。「社会人らしくなりたる五月かな」。

 

 「妻も子も胎児もいまは昼寝かな」。作者が仕事がお休みの自宅での「いま」でしょうか、それとも作者が職場で自宅の「いま」を想像されているのでしょうか。家族みんなが幸せのころ。

 

 「往く人を吹く風として散る桜」。「海風やはち切れさうな鯉のぼり」。

 

 

 次に、短歌。

 

 「耳とおく弱視となりし母を抱き昔話をただ聞かせおり」。この歌の作者は、埼玉県の女性名の方。状況がよくわかりませんが、老いと家族の景。

 

 「やはらかな「きらきら星」が流れきて独り居の風呂が沸きました告ぐ」。「トイレ借りにふと立ち寄ったパチンコで諭吉が二人行方くらます」。「翻り白き腹見せ羽虫食ひ燕飛び交う朝な夕なに」。

 

 「四月には新社会人五月には無所属新となった息子は」。「折紙をいっしょに折った指先でスクショとやらを女孫に習う」。「草餅をひとつ購ふコンビニに思郷のこころ強くわく日よ」。

 

 今回は、上のようでした。