イギリスでオーペアを始めて約2ヶ月ほど経ちました。
子供でも親でもない私の目線で気づいたことを書いていこうと思います‼
《ホームスクーリング》
ロックダウンに入って2ヶ月、子どもたちの冬休みはあけずそのままホームスクーリングに入りました。オンラインの対面授業は1時間でそれとは別に自分でこなす宿題が出ます。
しかし、子どもたちは全くやる気がありません‼
〈理由〉
①勉強よりもほかに興味のあることがある
②やりがいがない
③勉強をやった先の目標がない
④勉強を強いられること楽しくないものと定義する
子どもは好きなものにはとことん興味津々です。
ですから、ただ単につまらない勉強はやらないということなのです。
〈対応〉
①好きなものを取り上げる
②宿題が終わるまで遊ばせない
③叱ってやらせる
しかし、どんなに好きなものを取り上げてやらせたとしても、勉強がますます嫌いになるだけであり、自分で興味を持ってやる事それがどんなに大切で難しいことか気づきました。
好きなものを取られる。叱られる。
それが全部勉強と結びついてしまい、やる気もモチベーションも無くなるのです。
〈私の対応〉
私は“ほっとく”という対応をしました。
なので本当にやらないときは全くやりません。しかし強制して勉強させる事には何も意味がないと思うのです。もちろんリスクもあります。私が本当の親だったらその子たちの将来を思って勉強はたくさんやってほしい。
私自身、中学校に上がってからは 「勉強しなさい。」 と両親から言われることはほとんどなくなりました。そして高校受験でどんなに勉強すればよかったと後悔したことでしょう。そして高校に入って自分の目標ができた時から勉強は大好きになりました。
誰のせいでもない誰にも責めることができないからこそ、勉強の大切さに気付いた瞬間でした。
どんなに勉強が嫌いな子だってテストで悪い点数をとれば危機感だって芽生えるし、どんなに勉強が嫌いでもいい点数を取りたい子はたくさんいます。その子自身の性格を尊重して、いつか自分で気づくことの大切さを知ってくれるその時まで私たちは見守ることしかできないんだと感じました。