原画展行ってきました。
美容師さんにウルキオラ様好きだから目が緑なのかと思われたけど、たまたまです。
黒髪に青とか緑とか紫とかキレイな色の目っていうスタイルが好きなので、髪を染めたことが殆ど無いし、カラコン歴も20年以上。
グッズは別記事で1つ1つ紹介したいほどの素晴らしさなのでここでは詳しくは書かないけど、こちらが久保先生画ウルキオラ様゚+.(*ノωヾ*)♪+゚
かっこよすぎて霊圧にあてられて倒れそう(〃´ω`〃)
この霊圧の高さが大変な問題でありまして、会場内はまず霊子濃度が異様に濃いです。それで頭がおかしくなります。つられて体もおかしくなります。
物販列が外だったので、会場スタッフさんがとても申し訳なさそうに「寒い中お待たせして申し訳ございません」て回っていたのだけど、前日含め、私は札幌にいる間に全然寒さを感じなかった。
外気は間違いなく名古屋よりだいぶ低いし、肌でそれも分かるのに、寒くはないのです。
そして何より残念というか悔しいのが、ウルキオラ様の原画に近づいてじーっと見つめるのが恥ずかしすぎてあまり近寄れなかったこと( ´;゚;∀;゚;)
中学生ぐらいの女の子って、好きな男の子が近くに来るとキャー💦って逃げたり隠れたりする子いるじゃん。ああいう感じ…
で、会場内超満員なので一人でガチ照れしてると誰かの目に留まってしまいそうでそれがまた恥ずかしいから、ウルキオラ様がいると近寄れないというかあんまり直視できない( ´;゚;∀;゚;)なおわたくしは会場内でウルキオラ様のぬいぐるみを抱っこして、割と見るからにウルキオラ夢女だったと思います…それで物販並んでるときに後ろのお姉さんに話しかけられましたので…
ただでさえ私のゴミクズのような霊圧では、石田くんに空の上に海があるみたいと思われてしまうようなぶっ飛んだ大きさと重々しいウルキオラ様の霊圧には耐えられず消滅してしまいそうなのに、ウルキオラ様のステータス多分私キラーが入ってる。
展示も終盤だしもう内容は触れても良いと思うので、具体的に良かったことを書いていきます。
入場してすぐは、まず11人の、通称オサレポエム。巻頭についてるあれね。千年血戦のアニメだと、ラストにさしこんでるやつ。
これはBLEACH好きな人にとっては好きポイントの1つであることが多いはずなので、ほんの数行に込められたそのキャラクターの全てに想いを馳せて一気に引きずり込まれるのです。
知らない人にも、表紙のお顔と巻頭のポエム&コマ状に切り取られた一部で、なんとなくどんなキャラクターなのか想像はできるかもしれないけど、あれはBLEACHの世界が好きでBLEACHのキャラクターが好きな人が、自分が読み込んだ解釈をあそこにブレンドして原作者が発する彼等の世界と、読者が解釈する彼等の世界をそれぞれに作り上げて楽しむ、特にファン向けの物だと思うのです。
そのポエムコーナーですぐにBLEACHの世界に引きずり込んだ正面で、「合いすぎている」と話題になったキタニタツヤさんの音楽に合わせて、今回の描きおろし104体のPVのような映像。
下には104体が、左側白背景、右側黒背景で半分ぐらいずつに分かれて大きなパネルになっています。
この映像でね、大体関わりある人たちが組み合わせにされていて、藍染様の両隣に東仙さん&ギンがいる絵面がすごく好きなんだけど、ウルキオラ様が全身で映るところ、一緒に映ってるのグリムジョーなんだよね(,,・д・)やっぱり十刃の女子ウケするかっこいい担当?
ノイトラも結構母性に突き刺さってくるタイプとは思うのだけど、乙女ゲーの攻略対象にしたい系は圧倒的4と6な気がしてならない…
実際のところ、作品の重要なテーマである「心」に対して4と6はパキっと対比をつけやすい位置にいるからだろうけど、ミーハーな私の目には、かっこいいからという理由がしっくりきます(^q^)
黒の方は、右端の零番隊の霊圧がめっちゃ高い。
千手美しすぎてひれ伏しそうになった。
ここまでが入口みたいな感じで、次からいよいよ中に入っていくのだけど、巻を追って、章ごとに固まったような構成になりつつも、前の方と後ろの方の似たコンセプトの絵が並べてあったりもして、構成も楽しい。
天井には両面の巨大タペストリーがつり下がってて、両面は後ろの絵が透けてないのだけど、両面じゃないやつは後ろからも透けて見えるから、よく反転すると絵のバランスが変なところが分かるっていうやつね、全然バランス崩れてないのが分かります。
壁の上には残月がぶっささってたりもするので、どこを見ても楽しめる、隅々まで霊子が充満した会場でした。
壁面に飾ってあるのは生の原稿なので修正ホワイト跡も見えるし、線の勢いやストロークが直に感じられて、ただでさえ見応えがあるところに、所々久保先生ご本人のコメントが添えられているのが面白すぎて、このコメントをパンフレットにも全部載せてほしいです。
私ウルキオラ様とグリムジョーの対比がすごく好きなので、あの二人の同じ時間軸を上下に分けて同時進行且つ、ウルキオラの方ではこれ誰がやったんだよ!→グリムジョーだよ、グリムジョーの方では誰がこんなことを→ウルキオラだなっていうあのコントラストが大好物でね、あれ久保先生もすごく気に入っててまたやってみたい描き方とコメントがついていた。あれはあの演出が効果的であると同時に、あの二人だから一層効果が増してた。
あと、集合絵を描く時に日番谷を奥にすると小さくなるから手前に置きがちというコメントにはフフフってなりましたね(*´艸`*)
集合絵のレイアウトがほんとにかっこよくてセンス溢れてるんだよなぁ。
すごーーーく気になったのが、無欠の展示。
亡くなってしまった人たちのコーナー。
ウルキオラ様(;ω;`*)
ここの飾り方もセンスの塊でしたね。
ハガキサイズぐらいのアクリルボードに漫画のページを印刷したものを読めるように斜めにドミノ倒しみたいに等間隔に並べて、壁面にはポエムと、クライマックス場面の絵。
ここで壁面に書かれている薄墨色の文字が、もしかして切り貼りしてる!?っていう手の込んだもので、ものすごい拘りと気合を感じました。
戦う漫画だから死んでいく人は無数にいるし、きっとこの人数に絞るのも悩んだだろうな…
好きな作家が、どうしても作品にすると、全部は書けないから、戦いの中で名前や場面すら与えられずに死んでいる人もいることに少し心を傾けてもらえると嬉しいというようなことを書かれていたことがあって、名前も場面もあったキャラクター達から選ぶのはすごく迷ったんじゃないかな。
私はウルキオラ様だけは別格に好きだけど、塊だと十刃が好きだし、個々で言うと死神にも、エクスキューションにも好きな子がいるし、現実世界と同じで、好き嫌いだけではなく理解できるけど歩む道は違うんだよなーって子もいるし、ここに選ばれていた中だと、ノイトラも結構心臓がぎゅっとする感覚が強かったし、ギンは切なさ大賞だった。
漫画家の生原稿ほんとに美しいな!って感動すると共に、知ってたけど再確認したのが、表情や、切り取り方の巧みさ。
大好きなのは、「俺が怖いか、女」の問いに「怖くないよ」って返ってきた後の「そうか」はお口だけ写ってるんだけど、ほんの一部、それだけ切り取っていながらその感情が読み取れるというか、ここにすべて集約されてる感が大好き。
ギンが死んじゃう時の乱菊さんの何かを叫んでる口とかね。あれ、漫画では文字として台詞入れてないけど、多分その前のギン!て叫んでるところから、続けて名前よんでるんだろうなって、なんとなく聴こえるんだよね。
こういう、確実な正解が情報としてはっきりは提示されてないけど、読者がそれぞれの感情と尺度でそのキャラクター達への想いを混ぜて好きなように解釈できつつ、大きく道がそれないようにレールは敷いてある感じ、これがBLEACHの美しい点だと思います。
キャラクターが生きている作品てどれも、この子はあの人といる時にはこうだけど、この人といる時にはこう、っていう、現実なら当たり前にある人間の色んな面が、「設定」と思わせずにしっかり作り込まれていて自然に滲ませることがすごく上手にできているけれど、BLEACHもこの点はなかなか良いですね。
ウルキオラ様で言うと、この人虚無だから、基本感情が大きく動くことってないのに、一護と戦った時には短いスパンで二回も結構なぶちキレ方してるんだよね。
え?貴方虚無司ってる人だよね?あれもこれも何も意味ないとか言ってた人だよね?ってぐらい、あからさまにものすごい怒ってる。1回目はまだ言葉こそ荒げてなくて、行動がうわぁーめっちゃキレてる💦って状態だっただけだけど、2回目は怒鳴ってますからね。
ウルキオラ様が生涯で怒鳴ったのなんてあれ一度きりだろうね。
最期の、指先にすらギリギリ届かず灰になって消えてしまうの見てると、手を握れないまでも、せめて指先ぐらい触れてほしかったのだけど、届かなかったのがこの場面の切なさだから仕方ないけど…最期ぐらいいいじゃん届いてよーって思っちゃう。
FF10の最後ね、ティーダが後ろからユウナ抱きしめてるけど、もう消える直前で体が透けてて、そのまま通過して走って行くじゃん。
あの、届いてないけど届いてる感はあっても良かったのになって。いや、物理的には届いてなくて心は届いてるっていう点で大体同じなんだけどね、物理的にももう少しギリギリでも良かったの。
まぁ届いてたらウル織勢の思想が加速してしまうのでそれは嫌なんだけど!でもウルキオラの幸せのためには最期は届いてほしかった( ・ε・)でもウル織はダメ!絶体!
クリアファイルはさぁ、ウルキオラ様だけの指先まで写しておいて手を繋げる…まではいかなくても指先に触れられるクリアファイルにしてほしかったです。そしたら買いました。(ジャンル違う…)
※結局後日購入した…
ウルキオラ様絡みは永遠に騒げるので長くなってしまうけど、切り取ってない、大きいコマの印象的な表情の筆頭は、一護の為に帰る決意をして、表面上だけは心にもない言葉を残して去っていくルキアの去り際の表情ね。
あの冷たい言葉を紡ぐのに、どれだけ心を殺して耐えているんだろうっていう悲痛な表情にとても心が痛くなる。そういう共感させる表情もとても上手。
長すぎるので一旦切ります。
入場特典は欲しかったやまじい(∩´∀`)∩
もっとじっくり見たかったのだけど、混雑がひどくてどれだけ待っても見れない箇所があったり、頭がほわほわして見逃したところもあったりで、帰りは早めに空港へ移動して、私には珍しくお土産いっぱい買った。
あと食べたかったラーメンも食べられました!
ラーメン屋さんのラーメンてごつくて大きいのばっかりだけど、なんとこのお店、ミニラーメンなるものがありまして。
画像のがミニなので結構大きいけど、そんなにお腹ぺこぺことかでなければこれで十分です。普通にお腹いっぱいになるし、このお店、ゆでたまごが無料でおかわり自由(,,・д・)
たまご大好きなので3つぐらい食べられそうなんだけど、そんなにお腹空いてなかったので1ついただきました(*´艸`*)
つづく。