こんにちは、キナリです。
6月から後半シリーズ「認知の構造を知る」が始まりました。
ここまで私たちは、人はなぜ変われないのか。
心地よさはどのように作られているのか。
そんなテーマを通して、
認知の働きを少しずつ見てきました。
前回は、私たちは世界をそのまま見ているようでいて、
実はその時の身体の状態や心の状態、
これまで積み重ねてきた経験や価値観を通して世界を見ている、
そんな認知の構造について見ていきました。
そして今週は、そこからもう一歩進めて、
「人は一瞬ではなく、積み重ねでできている。
今の私を作っているもの」というテーマで見ていきたいと思います。
人は言葉だけでできているわけではない
最近、義理の両親の家の整理を続けています。
今年に入り二人を見送り、先月四十九日を終えてから、
少しずつ家の片づけを進めています。
一緒に暮らしていたわけではないので、
知っているようでいて、知らなかった部分もたくさんありました。
押し入れの奥、引き出しの中、棚全てのものを残らず出す作業から
始めました。
長年使われてきたもの。大切に残されていたもの。
買ったまま置かれていたもの。もう使っていないけれど、
手放されずに残っていたもの。
そういうものを一つずつ整理していると、不思議な感覚になりました。
もう会話をすることはできません。けれど、
残されたものに触れ、空間の空気を感じながら整理していると、
言葉で聞いていた以上に、どんなものに安心していたのか。
何を大切にしていたのか。何を残し、何を選び、何を手放せなかったのか。
どんな時代を生き、どんな価値観の中で暮らしていたのか。
そういう人生の輪郭が、静かに立ち上がってくる感覚があります。
会話をしていた時よりも、暮らしの跡に触れている時間の方が、
その人を近く感じる瞬間さえありました。
整理をしながら、
まるでその人の人生の映像を見ているような感覚になることがあります。
その時、改めて感じました。
人は一瞬でできているわけではない。
日々の選択と、触れてきたものと、積み重ねによって作られているのだと。
認知は頭の中だけではなく、暮らしの中に現れる
私たちは認知というと、心の癖や考え方の話のように感じます。
もちろんそれも一つです。けれど実際には、
認知は暮らしそのものに現れているように思います。
何を食べるのか。何を買うのか。何を残すのか。
どんな空間で過ごすのか。どんな音を聞くのか。
誰と関わるのか。どんなふうに関わるのか。何にお金を使うのか。
誰との関係性を大切にしていたのか。
人は毎日、大小さまざまな経済活動をしています。
そしてその選択には、価値観や安心感、心地よさの基準が表れています。
例えばスーパーへ行った時。今日は何を作ろうか。
どのお肉を選ぼうか。価格なのか。身体への安心なのか。
家族との時間なのか。手軽さなのか。
同じ商品を前にしていても、人によって選択は変わります。
そこには、今まで積み重ねてきた認知があります。
私たちは暮らしを作っているようでいて、
同時に暮らしによって作られている。そんな側面を感じた時間でした。
情報空間は現実につながって初めて動き出す
未来を思い描くだけでは、現実は大きく変わらないことがあります。
未来の臨場感を抱くことは大切です。
けれど、それは頭の中で完成するものではなく、
未来の自分は、どんな空間で暮らしているのか。
どんな食事をしているのか。どんな姿勢で立っているのか。
どんな言葉を使い、どんなものを選び、何を美しいと感じ、
何を嫌だと感じているのか。その感覚を少しずつ現実の中に下ろしていく。
今の自分との小さな差を見つめ、その差を埋める選択を積み重ねていく。
その在り方が何よりも大切なのです。
情報空間は、現実とつながった時に初めて動き始めるものです。
今日の選択が未来の認知になる
認知の構造を学ぶということは、
過去を知ることだけではありません。
今日、何を見るのか。何に意識を向けるのか。何に時間を使うのか。
そして、どんな基準で選んでいるのか。
実は私たちは、毎日たくさんの選択をしています。
けれど、大切なのは選択そのものより、
その選択の奥にある基準なのかもしれません。
例えば、誰かへプレゼントを選ぶ時。
この前プレゼントを頂いたから、同じくらいの金額で返そう。
失礼がないように、
無難なものにしておこうう。相手が前に欲しいと言っていたものにしよう。
あるいは、今の自分が本当に渡したいものを選ぼう。
どれが正しいという話ではありません。
けれど、同じ「贈る」という行動でも、そこにはまったく違う認知があります。
安心を選んでいるのか。関係性を守ろうとしているのか。
喜びを共有したいのか。自分の感覚を大切にしているのか。
その選択の基準には、今まで育ってきた心地よさや価値観が現れています。
そして、その基準で選び続けることで、また未来の認知が作られていきます。
何を買うのか。何を食べるのか。誰と過ごすのか。
何を残し、何を手放すのか。
私たちは毎日、暮らしを選んでいるようでいて、
同時に認知を育てています。
だから未来を変えたいと思った時、
無理に違う行動をする前に、私は何を基準に選んでいるのだろう。
その基準は、本当に今の自分が望んでいるものだろうか。
未来の私は、どんな基準で選んでいるだろう。
そんな問いを持ってみることも、
認知の構造を知る一つなのかもしれません。
その一つひとつの選択が、未来の心地よさを作り、未来の認知を作っていきます。
暮らしは認知の結果であり、同時に認知を育てる環境でもあります。
身体も。環境も。関係性も。経済活動も。
嫌でも静かに積み重なっていきます。
だからこそ、今ここで選ぶ一つひとつには意味があります。
今週は、「今の私を作っているものは何だろう」
そして、「未来の私は、今日何を選ぶだろう」
そんな問いを持ちながら、
皆さまとご一緒できることを楽しみにしております。
【開催概要】6月17日(水)
*時間: 23時より 10分間
*参加費:無償
*内容:遠隔ヒーリング
《キナリのシャバーサナ》
今週のテーマは
「人は一瞬ではなく、積み重ねでできている。
今の私を作っているもの
💡 フィードバックについて
毎回、参加者さまからの
フィードバックをいただくことは、
ご自身の変容を実感し、さらに深めるためにとても大切です。
小さな気づきや体感も、
記録し言語化することで、
身体と意識の変化がより明確になり、
情報空間の書き換えが加速します。
この1年間を通して、皆さまが少しずつ深まるシャバーサナを体験し、
心と身体の変容を見届けていく時間としていただければ幸いです。
お申し込みは、毎週募りますので、
ご面倒ですが、
「ヒーリング希望」と
明記の上ご連絡ください。
✨お申込みについて✨
この遠隔ヒーリングは
毎週ご参加希望の週ごとに
お申込みが必要です。
1回お申込みいただくだけで
自動的に毎週参加になるわけでは
ありませんので、
お手数ですが毎回お申込みLineに送信してください。
*ご感想を頂いた際に次回のお申し込みは
承っております。
お申し込み受付は6月16日の24時までです。
今週も「キナリのシャバアーサナ」ヒーリングのご感想を
ご紹介させていただきます。
ブログ掲載へのご快諾をいただきありがとうございました。
昨晩は、ヒーリングをありがとうございました。
ヒーリング中は、座って意識を向けていました。
23時13分ごろ、ふっと体が軽くなり、自分の体が透き通った様な絵が見えました😊
とても穏やかだけど、確実に何か変わったと感じられました。
早めに就寝して、朝までぐっすり眠れました。
朝から掃き掃除をしたり、かろやかにお弁当を作ったりして、快調です!
こんにちは
ヒーリングありがとうございました。
意識がはっきりせず、もやもやした感じでした。
何か考えようとしても何も出てこなかったです。
中盤、外の音は聞こえていますが、頭の中がシーンとなり明らかに違う感じがしました。
とても静かな時間を過ごせました。
ありがとうございました。
今回ご参加くださった方の中で、とても印象的だったことがあります。
上記は体験の内容は異なっていたのですが、共通していたのは、
「中盤から、明らかに何か違う感じがした」
という言葉でした。
お一人は身体がふっと軽くなり、透き通るような感覚を。
もうお一人は、頭の中が静かになり、
明らかな変化を感じられたと教えてくださいました。
人は頭で理解したことだけで変わるのではなく、
身体を通して感じた体験や、安心の記憶、静かな時間の積み重ねによって、
少しずつ認知や感覚が育っていくのかもしれない、ということでした。
ヒーリングは、何かを一方的に与えるものではなく、
その時間に安心して身を委ね、
身体や意識が応答していくことで生まれる共同作業のようなものだと感じています。
こちらが意図していることを素直に受け取ろうとしてくださること。
そして、ご自身の感覚を丁寧に観察し、言葉にしてくださること。
そうした意識の交流の中で、
その方にとって必要な静けさや変化が、自然と立ち上がってくる。
そして、その小さな体験の積み重ねが、
未来の認知や身体感覚、
人生そのものを少しずつ育てていくのではないかと思っています。
今日の感覚が、明日の基準になり、
今日の選択が、未来の心地よさをつくっていく。
そんな時間を皆さまとご一緒できることに、
心から感謝しております。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。


