MAYUMI AMMA 安間 真由実
静岡県浜松市在住
個人ネイルサロン歴14年
14年間のサロンワーク経験の中での
モチベーション/働き方/単価/メニュー/コンセプト/接客/おもてなし
の気づきをシェアしていきます
けして最短最速ではなく紆余曲折を経て現在は
今回の話も自宅サロンあるあるでしょうか
よくある話だと思うのですが
私も自宅サロンを初めたばかりの頃の金額設定はかなり適当で
とりあえず1級までは取ったもののサロンワークに自信なし
実家の自分の部屋サロンからスタートしたので生活感ありありサロンでそんな空間にも自信なしの
すべてにおいて自信なし子だったので自分のことや自分のサロンをもちろん過小評価していました
うまくなりたいという気持ちだけは強く持っていましたが
メンタル的にはお客さまからお金をいただくの対し「なんかすみません」と申し訳ない気持ちになってしまうという
いわゆるお金のブロックというのがずっとありました
格安サロンの上にご新規のお客さまは20%オフ
ご紹介者も20%オフ
さらにはお誕生日月にご来店いただくと20%オフ
さらにさらにはサービス精神旺盛過ぎる還元率のポイントカードがあるという
割引旺盛なサロンでした
今思えば自分の技術の自信のなさをごまかすためと
安さでお客さまを惹きつけておきたかったのだと思います
3時間、3時間半集中してジェルネイルの付け替えをして3000円の売り上げの日々なんてザラでした
「あれ?これってここから材料費とか抜けば私の時給は高校生のアルバイト以下なのかな?」
なんて頭をかすめたりしましたが
「私は好きなことでお金を稼いでいるんだ、これって幸せなことじゃないか」
「安くて上手で親切なサロンって思われるために頑張ろう」
と自分に言い聞かせて頑張り続けました
安くて上手で親切なサロンを目指して頑張っていたから
集客はしなくても口コミでお客さまは次から次へお越しくださいました
その時の価格は『ジェルネイルオフ込み何でもやり放題4500円(税込み)』
でした
やり放題メニューでのデザインは
もっともっとというお客さまは多くても
引き算をするお客さまは圧倒的に少なく
一人4時間枠(休憩、片付け、時間オーバー時含む)を取り
10時/14時/18時
の、3枠方式でご予約を取っていました
休みは特別決めず
プライベートよりもお客さま優先でネイル漬けの日々
そんな日々が1年半くらい続いたでしょうか
毎日私自身は疲れきっていて
ネイルに対する向上心は余裕がないため生まれず
お客さまのためにやってあげたいという気持ちや
ありがとうございますという気持ちが薄れていき
それどころか
4500円でやってあげている
という気持ちに変わっていきました
私の技術もその2年弱の間で多少は向上していたので
私の心はもう4500円ではネイルをしたくないになっていたのです
そんな時ネイルサロンへの就職が決まったので一旦自宅サロンは閉じました
就職したネイルサロンの単価は自宅サロンの単価とは全然違いましたが
そのサロンでのメニューに従ってお金をお客さまからいただくことには何故かブロックはありませんでした
のちにそのネイルサロンを辞め
また自宅サロンに戻ったときには
またお金のブロックも戻ってきました 笑
自分事になると不思議です
でももう4500円オフ込みやり放題はしたくはなかったので
オフ料金は別に設定し
アートによって金額が変わる料金設定にしました
しかし相変わらず割引旺盛サロンからは抜けずにいました
ある程度は安くないとはお客さまは来てくれないと思っていたからです
その時でだいたい4500円~6000円くらいが平均単価でした
フルアートをしても5500円~6000円台だったので格安サロンであることには間違いありませんでした
格安な自宅サロンでアートはどんなものでもお受けします
という3点が特徴の普通のサロンでした
しかしやりがいは感じていましたし
楽しくサロンワークはしていました
そこから今に至るまでの色々はまたお話するとして
価格に関してはこの14年間で
4500円→5500円→6000円→7000円→8000円→10000円~
と段階を経てゆる~く変化していきました
価格を変えたくなる時の自分のポイントは
✓ 自分の技術が向上したと自分で感じることができたとき
✓ サロンワークのモチベーションが上がらずにいるとき
でした
価格を上げるとき
私の場合はご新規さまから価格を変えていきましたので
既存のお客さまはそのままの価格で施術をしていました
ですので価格を変えることにそれほど気負いはありませんでした
しかし価格を上げても
既存のお客さまの価格は変わらないので
そんなに目に見えて収益が上がる感じはありませんでしたが
年単位で少しづつ客単価が上がっていったかなという感じでした
最終的には私はジェルネイルサロンから
以前からビジョンに描いていたネイルケアサロンにシフトしたので
その時はほぼすべてのメニューと価格を変更し
その時はすべての顧客さまにそれを伝えました
自分がどうしてお店を変えたいのか
どんな気持ちでこの価格とメニューにするのかを真剣に伝えました
ケアサロンの単価はその時のジェルネイルと同等
もしくはそれ以上の価格に設定したので
お客さまの中には矛盾を感じられたり
離れていくかもしれないという気持ちはありましたが
その時の私にはそれを受け入れるすべて覚悟ができていました
価格を変えますと堂々と発表することが
今まではできなかったのに
今回が平気なのはなぜかと言うと
◎ 年齢と共に自分の価値観が変わってきたこと
(ターゲットはいつもその時の自分だったため)
◎ 14年間の間には向上心がない時期もありましたが
基本的にはその時知りたいことを学びに行き
特にこの5、6年はさらに真剣に勉強を重ねていたので
いよいよ自分に対しそれだけもらってもいいんだよという許可ができてきたこと
(おそらく私は人よりこの気持ちになるのが遅かったと思います)
◎ それにより本当はこの価格にしたいという自分の正直な気持ちを受け入れられた
という点ではないかなと思います
そして何よりも1番思うことは
自分の提供するメニューに自分自身が1番価値を感じているから
に尽きるのではないかなあと思っています
とはいえこれからも学びは続けますし
時代と共にサロンもまた変化はしていくと思っています
気楽な気持ちでやる5000円
緊張しながらも価値を届けたい気持ちでやる10000円
私はどちらも経験しましたが
今は後者の方にやりがいをもってサロンワークができています
人と比べてしまう気持ちは重々分かりますが
価値を決めるのは自分自身
価格を決めるのも自分自身です
それを発信するのも自分しかいません
あくまでひとりサロンの私達はすべては自分自身で決めることができるのです
集客に関してもそうだと思いますが
価格と向き合うことは
自分自身と自分のサロンについて真剣に考えることから始めるのではないかなと思っています
価格ではなく価値で選ばれるサロンになる
こんな方のヒントになれたら幸いです
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