初めましての方は初めまして、いつも読んでくださってる方はご無沙汰してます。ポシェットです。先日 TOMORI KUSUNOKI BIRTHDAY LIVE 2023 back to backに参加してきました!

 

3ヶ月ぶりのライブだったのですが、感情が起伏が激しいライブでめっちゃ楽しかったです!

 

感情の変化がやばかったのが伝わるようにいったんセトリ置いておきます。

 

1.ハミダシモノ

2.熾火(おきび)

3.presence

4.StrangeX

5.もうひとくち

6.narrow

MC

7.Deep down(cover)

8.BONE ASH

9.バニラ

MC

10.back to back

11.僕の見る世界、君の見る世界

12.タルヒ

Encore

12.眠れない feat.楠木ともり

13.よりみち

グッズ紹介&MC

14.それを僕は強さと呼びたい

 

曲を聞いて感じたこと&MC振り返り

 

セトリを見てもらうと分かりますが、まず最初の曲がまさかのハミダシモノ。曲が始まる直前にカウントダウンがあったのですが、カウントダウンが進むにつれてだんだんとBPMが早くなっていき、カウントダウンが終わって一瞬の静寂からのハミダシモノは衝撃的すぎて体が震えました。

 

最初からテンションMAXみたいな始まり方なのですが、その次は熾火(おきび)。2曲続けてのバチカッコいい曲で個人的にはもうテンション爆上がり状態だったのですが、この曲で特に好きなのが、間奏にあるキーボード幡宮さんのソロパート。幡宮さんの力強いキーボードに会場中で歓声があがるほどでした。

 

そしてpresenceがあってのStrangeXともうひとくち。この2曲は会場全体が一体となってクラップしたり腕を振ったりする曲なのですが、どちらも会場一体となって曲を楽しんでいる感じがして、凄く楽しかったです。特にStrangeXの「いないいないいない」のパートで手を振る振り付けがあるのですが、そこの一体感がすごかったです。また、StrangeXでともりさんが、いつもよりも少し高め?だと思うのですが、ロリボイスっぽく歌っていたので、めっちゃ可愛いかったです。

 

narrowがあってからの、MCでは冬の曲と言えばnarrowだよねという話や、お客さんがどこから来たのかという話をされていました。驚いたのが海外からやってきてる人の数で、日本各州→海外の流れで聞いていたのですが、まさかの海外勢が関西や中部勢よりも多いという結果に(笑)時期的に日本に戻ってきていた人が多かったのかもしれませんが、それでも相当数いたので、ともりさんがグローバルに愛されてるんだなというのがわかって嬉しかったです。

 

そしてMCが終わり、座って聞いてねとのお願いがあったので、座って聴く準備を整えてからの最初の曲。始めのイントロを聴いていた感じバニラか?と思ったのですが、蓋を開けてみれば始まったのはまさかのDeep down。予想外すぎて曲名を1番が終わるまで思い出せなかったり、興奮しすぎてテンパった結果曲に入り込むことができなかったりと踏んだり蹴ったりではあったのですが、それを含めてもめちゃくちゃ嬉しいサプライズでした!あとから考えてみればチェンソーマン繋がりだし、あり得るカバーではあったのですが、その時は予想してなかったので思わず声が出てしまいました。そんなDeep downなのですが、本家のAimerさんの歌をリスペクトとしているのが感じられる歌い方をしつつも、Aimerさん独特の語尾の消え入るような歌い方はアレンジして歌っていました。

 

興奮冷めやらぬままDeep downが終わり、次の曲はBONE ASH。まさかのアレンジバージョンでドラムがコンガ?(かボンゴだと思います)に変わっていて、すごく新鮮な感じの曲になっていました。特にアウトロの部分のアレンジは常夏感?を感じさせる不思議なアレンジだったのですが、すごく心地よかったです。

 

BONE ASHが終わり、いったん静まり返ってから始まったのはバニラ。個人的には盛り上がったとか泣いたとかそういう類の曲ではないのですが、この曲を聴くとすごく安心できて、今回も披露されるとうまく言えないのですが、すごく落ち着いたし、包み込まれるような感覚になりました。

 

ここで一旦曲が終わり、MCへ。MCは結構な長さだったのですが、個人的に感じたことは後述するので、ここではどんなことを話したかだけ書こう思います。

 

 まず今回のback to backというタイトルは「背中合わせ」という意味があり、このタイトはファンとともりさんとの関係性を考えた時に出てきた言葉だったそうです。夏のライブツアーの時に、ともりさんは僕たちファンの居場所を作ると話されていたのですが、その居場所ってなんだろう?と考えた時にライブだけじゃないなと考えたそうです。そこでともりさんは改めて「私とあなたの関係ってなんだろう?」と考えたそうで、結論としては「いつも違う景色を見ているからこそお互いのことを全て知ることはできなくて、それって背中合わせの関係だなって思ったんです。」ということでした。ファンはラジオなどで自分の頑張りや辛いことを打ち明ける一方で、ともりさんも辛い時にはファンの方からの言葉に勇気をもらうという関係もあり、ともりさん曰く背中は弱点で、ファンはラジオなどで自分の頑張りや辛いことを打ち明ける(背中を見せる)一方で、ともりさんも辛い時にはファンの方からの言葉に勇気をもらう(背中を見せる)ことで関係地を築いてきたというお話がありました。そして、ともりさんは「あなたの周りの人が居なくてもいいと思ってもわたしにとってあなたはヒーローです。」「わたしはあなたに助けられて今がある。」「何か辛いことがあった時は私の背中を頼ってください!と言えるようなパフォーマンスをしたい。そしてライブ以外でもそばにいると感じてもらいたい。」という思いで新曲back to backを作ったそうです。(一部表現違うかもしれませんがお許しください🙇)

 

 そんなMCからのともりさんのback to back。曲を始める前にともりさんから後ろ向いてみんなの背中見せてとのことで普段は僕たち側が見せることはない背中(物理)をみせてからback to backが始まりました。もともとの歌詞がファンに向けて作られたものだったことや、直前のMCがあったことで1番のサビの前には涙が溢れ出しており、最終的には泣きながら歌うという、楽しいけど感極まっているという不思議な情緒でback to backを聴いていました。

 

 そんなback to backからの君の見る世界、僕の見る世界。この曲は歌う曲で、テンション上がる系統の曲なのですが、一曲前のback to backからだったのでめちゃくちゃ楽しいんですが、泣いた直後なので感情がぐちゃぐちゃになりながらも目一杯楽しめました。多分会場全体でもこの曲が一番盛り上がっていたと思います。この後のタルヒで本編は終了となり、一旦ともりさんとバンドメンバーが掃けます。

 

 そして始まるアンコール。一曲目は、まさかの眠れない feat.楠木ともり。もしかしたらあるかもとは思いつつ、MIMiNARIさん名義の曲なので多分ないだろうと思っていたのでその分嬉しかったです!

 

 その後のよりみちでは、まさかのタイミングでのともりさんへのバースデーサプライズ。間奏で電話をするパートがあるのですが、そこで突然音が切れてサプライズが。本来「ただいま電話に出られません。メッセージをどうぞ。」というセリフなのですが、「ただいまバースデーライブ中で電話に出られません。本日は楠木ともりさんのお誕生日です。お祝メッセージをどうぞ。」というセリフに改変されてサプライズが始まりました。1回目はバンドメンバーさんの合図でお祝いをしたのですが、途中でキーボードの幡宮さんが消えたのでどこ行ったんだろうと思っていると、まさかの階段上に。そして始まる幡宮さんのハッピーバースデーの熱唱。これでもかという力強い熱唱に会場全体が大盛り上がりでした。

 

 

 サプライズが終わり、次に始まるのが毎度恒例のグッズ紹介。多分ここだけで30分くらい使っているので、面白い場面がたくさんあったのですが、全部は書ききれなさそうなので特に面白かった場面だけ取り上げていきます。

 

グッズ紹介の順番的には、以下の引リツの左から順にでした。

 

https://x.com/tomori_kusunoki/status/1738031683268653461?s=20

 

 まずはbag in bagから。大容量で色々入るし、カバンの中身がごちゃごちゃにならなくなるよ!みたいな話だったんですけど、ベースの宮本さんがサイズの大きさをアピールするために?突如頭からこのバッグを被り出しました。宮本さんが「帽子にも使えるよ!」みたいな感じのことを言ったのですが、ともりさんが冷静に「使えないでしょ!」って言っていたのが印象的でした。

 お次は、靴紐。靴を掲げることで有名なSHOELASEコーナーですが、今回も多彩なアレンジが見られました。普通に靴紐にしている人やbag in bagの持ち手部分につけている人、カチューシャみたいにしている人もいました。僕は無難に靴紐にしていた人間だったのですが、やはり靴が掲げられるのはシュールでした笑

 そして最後は、MOD COAT。narrowになろうという謳い文句のこのグッズですが、グッズとは思えない機能性で、ファンの中でも勝っている方が多くいました。ともりさんもアンコールはライブT+MOD COATにポニーテールという服装だったのですが、すごく似合っていました。そんな紹介の中でともりさんがくるっと回って「かわいい?」「かわいい!」「なんてー!」「かわいい!!」「こういうのガラじゃないのにやるようになっちゃった。」の件が最高に可愛かったし、面白かったです!

 

グッズ紹介はこの辺りにして、最後のMCのお話に移ります。「次の曲が終わったらまた背中合わせの日々が始まります。正直怖い。自分がどんな人間になるのか、どんな声優アーティストになっていくかわからない。だからこそ怖いけど、楽しみ。」「嫌なことがあってもみんなの背中は私が守ってます。だから私が弱ってそうだなと思ったらメッセージをくれたら嬉しいです。」「今日のライブが終わったら、また離れてしまうけど背中を守っていることを思い出してほしい」「毎日嫌なことあるけどライブでは楽しい思い出つくりましょうね!」この辺りのMCが非常に印象に残りました。

 

そして最後はそれを僕は強さと呼びたい。前までのMCがあったのでこの曲でも泣きそうだったのですが、「ここで泣いたっていいけど 君の思う壺になるのは嫌なんだ」の歌詞を聞いて、なぜか泣いちゃいけないような気がして、結局最後まで涙を堪えていました。

 

このライブで感じたこと

このライブを通してまず感じたのが、ともりさんを応援していて良かった、ということです。「私にとってあなたはヒーローなんだよ」と言ってくれたことや、安心して自分に背中を預けてほしいと言ってくれるところ、居場所を作ると言ってくれることが何よりも嬉しかったです。僕自身も自分が嫌になることや、周りに嫌われているんじゃないかと思うことがたまにあるので、そう言ってくれるだけで安心できる場所があると思えるし、僕も誰かの力になれていると思えるのですごく力をもらえました。またともりさんはこのライブをアーティスト楠木ともりの第二章の始まりと話されていたのですが、back to backにもその想いが詰まっていると感じました。
 

back to backで感じたこと

そんなback to backですが、ともりさんが話されていたことに個人的にプラスして考えていることがあって、それが「立ち向かうために」、「立ち上がるために」の歌詞の部分です。ここから書くことは完全な個人の拡大解釈なのでこういう受け取り方もあるんだ程度にとどめてほしいのです。この曲には背中合わせでお互いを支え合うというのがテーマにあると思っているのですが、そのテーマの中にお互いがお互いの背中を押して挑戦を後押ししているという見方もできそうだなと思っています。ともりさんは背中=弱点と捉えたからこそ弱いところもある「君の背中がいい」という表現を使っているのだと思うのですが、背中合わせ=互いの弱点をお互いが隠すという状況なので、新たなことに立ち向かっていく原動力になるという意味合いも持っているのではないかとも思います。そう考えたからこそ、back to backという曲に背中を押されているような気もするし、弱さを隠してくれるという安心感も持てる曲なのではないかとも思います。そして実際にライブで聞いてみて、(大丈夫)のあたりから自分の弱いところも肯定されているような気がしてボロボロと涙がこぼれましたし、これを書いている今も少し潤んでいます。それくらい僕を支えてくれる曲なんだなというのを改めて感じました。

終わりに

そんなこのライブに参加できて本当に良かったと思います。来年の夏には日比谷大音楽堂と大阪城音楽堂でのライブも決まり、さらなるともりさんの飛躍が見られそうで今からとても楽しみです。ともりさん24歳の誕生日おめでとうございました&楽しいライブを本当にありがとうございました!