現時点での評価

 

5点・・・待ち遠しくて仕方のないドラマ。シーズンに一本あればいいくらいの作品。

4点・・・いいと思うドラマ。次回が楽しみなドラマ。

3点・・・普通のドラマ。可もなく、不可もなく。

2点・・・惰性で見るドラマ。見始めたので、何となく見ている程度のもの。

1点・・・見たくないドラマなので、取り上げていない。

 

月曜日

366日」 3点

 月9の前作に続いて、不幸系ラブストーリー。第一話で、ずっと片思い同士の二人がようやく付き合うようになったと思ったら、男の方(眞栄田郷敦)が事故で意識不明の重体となる。その後、主人公(広瀬アリス)が彼を支えていこうと決心するが、そこに高校の同級生たちが絡んでくるという、よくあるストーリー展開となる。

 どんな風に話を繋げていくのか見えないところがあるので、今後の展開次第というところ。第4話の予告編で、男の方が意識を取り戻すシーンがあったのであるが、ハッピーにはならないだろうと思われる。

 

アンメット ある脳外科医の日記」 3.5点

 事故による脳の障害で2年間の記憶を失い、また1日の記憶も次の日には失われてしまうことになった女性脳外科医(杉咲花)の話。

 原作者は元脳外科医ということもあり、症状やストーリーにリアリティがある(ちょっと誇張されている気もするが)。また、脳の障害と、それと闘うか順応していく人間の生き様が描かれている。

 我々は、与えられた体の中でどう生きていくのか、という根源的な宿命を持つ。

 

95」 2.5点

 1995年の高校生チーマーの話。1995年といえば、阪神淡路大震災とオウムの地下鉄サリン事件が起こった年である。不安な時期における青春劇なのであろうが、物語の意図が余り分からない。

 366日もそうであるが、高校生たちが老けすぎ。まあしょうがないところはあるが・・・。高橋海人が29年後に安田顕になるとは、変わりすぎ。

 

火曜日

Destiny」 3点

 大学生の仲良しグループに起こった事件を巡る、ラブサスペンスというところ。男2人と女3人のグループがあり、一人は事故で死亡、主役の男女(石原さとみ、亀梨和也)は、親が検事と弁護士で因縁があるという設定。

 何となくどこかで見たようなストーリーであるが、着地点は何となく想像できる。良くも悪くも、類型と言えそうである。

 

くるり~誰が私と恋をした~」 3点

 事故で記憶をなくしたヒロインが、誰かにあげようとしていた指輪を持っていたことから、その相手を知りたいと思う。一方、そんな彼女に、同僚、元彼の花屋、チャラ男の3人が絡んでくるというという逆ハーレム系ストーリー展開となる。

 記憶喪失モノは、ドラマの一分野になるかと思うくらい多い。今回の記憶喪失は、一時期の記憶が抜けているだけという都合のいい設定であるが、文書記録や電子記録も残っていないというのは不自然。最近は、非リアル系ドラマが多いような気がする。

 

天使の耳」 3.5点

 NHKのドラマで、東野圭吾原作のミステリー。小説は短編集であり、昔読んだことがあるが、わずかに覚えている程度であった。一話のトリックは結構分かりにくいが、東野圭吾だけあってうまく罠にはめられる。

 ドラマとしては、まあまあ良い出来にある。全4話で、放送は終了している。

 

からかい上手の高木さん」 4点

 元々は漫画原作で、アニメ化もされている。最初にアニメを見た際には、「なんだこのつまらないアニメは」、と思ったが、見慣れてくると楽しめるようになった。

 高木さんの、西片への匂わせは、段々エスカレートしていくようである。実写版の、幼い西片がませた高木さんに翻弄されるのは、結構癒やされる。

 

水曜日

特捜9」 3点

 もうシーズン7とのこと。各話は余り凝ったストーリーではないが、定番モノと考えれば、気楽に見るにはちょうどよい。

 

ブルーモーメント」 3.5点

 山下智久主演の、気象災害から人々を守る特別組織SDM(特別災害対策本部)の活躍を描くドラマ。まだ1話しか見ていないが、出だしは好調と言ったところ。

 私は見ていないが、「コード・ブルー」に似ているのかもしれない。ストーリー展開としては、救助モノの「TOKYO MER」や「DCU」と同じ系列かと思う。

 

木曜日

Believe」 3.5点

 まんを持して出てきた、木村拓哉主演のドラマ。木村拓哉は橋の設計士役であるが、ドラマ冒頭でいきなり裁判で実刑判決を受け、刑務所での服役から始まる。

 建造中の橋の落下事故の責任をとってのことであるが、実は橋の材料が強度の低いものに置き換えられていたのが原因で、会社を守るために罪をかぶったというところ。これからは、会社と設計士(キムタク)との抗争が焦点になると思われるが、池井戸潤的な会社ミステリーに近いように思う。

 キムタクのドラマは、脇をいい俳優で固めており、ひどい脚本になることもないので、その点で安心してみていられる。

 

以下、次回に続く