大谷選手付きの水原一平通訳が違法ギャンブルで球団を解雇になったが、大谷選手の結婚以上にビックリした。
大谷選手の口座から計450万ドルを胴元に振り込んだようであるが、大谷選手が違法賭博に関与していたかが争点になるかも、とのようである。
私の見解としては、大谷選手は自分の口座から振り込まれたのを知らなかったか、気付いていなかったのではないかと思う。
テレビで見る限り、借金の時期(昨年の秋?)に、大谷選手と水原通訳の間には関係の変化は見られない。
普通、返せない額の借金をするような人間と、前と同じように接することができるだろうか。
大谷選手にとっては大した額ではないかも知れないが、一般人に6億円は膨大な額である。
回りに、ギャンブルで1000万円(自分で返せない額の例として)の借金をした人がいて、仮に男気で貸してやっても、同じようにその人と接することができるであろうか。またギャンブルをやると思うだろう。もう関わりになりたくないと考えるのが普通である。
むしろ、水原通訳の変わらなさ自体が、異常である。
ギャンブル依存症のチェックリストがあるが、その中に、
・借金をしてギャンブルをする
・ギャンブルをしていないように、ウソを吐く
というのがある。
ギャンブル依存症者にとって、ギャンブルの快感>倫理は当たり前である。
おそらく、金を勝手に使われたことを証明するには、振り込んだ日時に大谷選手が何をしていたか、振り込み履歴の二重認証の状況などが調べられるのではないだろうか。
さて、私が東京に出てきて何をやりたかったかというと、パチンコである。
最初にパチンコ屋に入るとき、背徳感を感じたものである。2度目からは感じなくなったが・・・。
一時、チンジャラジャラという音が頭の中にこだまして、ヤバいなと思ったこともある。1980年代は、羽根モノやフィーバーが出てきて、より射幸心を煽る傾向が強くなった。
しかし、大学の途中で競馬を覚えてしまった。それからは、二刀流となったが、就職して近くにいいパチンコ屋がなかったので、競馬のみやるようになった。電話投票にも申し込んだ。当時は競馬人気であり、投票権も抽選となってたのである。
そんなこんだで競馬歴40年である。
土日にはいつも競馬中継を見ているので、家族は皆知っているし、何も言わない。
私がよく言うのは、人の言うままに生きてきた人生で、唯一自分で決められるのは、せいぜい競馬の買い目だけ。それぐらい許してくださいよ・・・。
だが、本当のところは、ギャンブルをするのに理由はなく、面白いからするのである。
ギャンブルをやらない人は、ギャンブルの何が面白いのか分からない、と言う。
私はギャンブルをかなりやるので、のめり込む気持ちは分かるが、生活に困るまで賭けることについて、その心情までは分からない。
依存症は一種の病気なので、一般人にその行動や心理が分からない。
もう一度繰り返すが、水原通訳の言うことについて、まず疑ってかかる必要がある。皆が信じそうな嘘を吐いている可能性が高いと、私は思う。