今期、ASD(自閉スペクトラム)の主人公のドラマが2つあり、「アリスの厨房」と「アストリッドとラファエル」で前者は料理人、後者は犯罪資料局職員である。
ASDの特徴に、型どおりのことに執着するというのがあり、それから外れると訳が分からなくなり混乱する、というのがある。
ドラマではその様子が描かれるのであるが、例えば、食卓の調味料がランダムに置かれていると自分の方式に並べ直すというのがあり、自分のルールを押し通そうとする。
このルールというのは一般人には理解できないところがあり、どうでもいいと思っている人との軋轢を生む。
話は変わって、ヤマザキパンのキャンペーンで、商品に貼ってあるシールを集めて30ポイントためると皿と交換できるというのが始まっている。
私は時々、菓子パンや惣菜パンを買うので、せっかくなのでシールを集めている。家内も別途集めていたようで、その貼り方の違いを見ていただきたい。
左が私が貼った台紙、右が家内が貼った台紙(内2枚くらいは私が貼っている)である。
以前、私はASD傾向があると書いたことがある。
実のところ、私は、右のように「適当に貼ることがなぜなのか」理解できない。
揃っていた方が後々見やすいという理由はあるだろうが、それ以上に私は揃えて貼りたいのである。
一方、家内は、揃えて貼る意味が分からない(と言うだろう)。
人の思考パターンや感覚には共通する部分もあるが、そうでないところも多い。
それを理解し、お互い我慢しなければならないのであろうと思う。