現時点での評価
5点・・・待ち遠しくて仕方のないドラマ。シーズンに一本あればいいくらいの作品。
4点・・・いいと思うドラマ。次回が楽しみなドラマ。
3点・・・普通のドラマ。可もなく、不可もなく。
2点・・・惰性で見るドラマ。見始めたので、何となく見ている程度のもの。
1点・・・見たくないドラマなので、取り上げていない。
全体的な傾向としては、ファンタジー系のドラマが増えたように感じる。死神が出たり、過去に戻ったり、人の心が読めたり、というのが多い。
アニメでの最近の傾向は転生ものであるが、生身の人間が演じるドラマでも、ファンタジーを出していいという方向に進んでいるのかも知れない。
月曜日
「君が心をくれたから」 2.5点
ファンタジーラブストーリーと言うべきか。好き合った男女の自己犠牲を描いている。
交通事故で瀕死の男を助けるためには、女が五感を失う事が条件である。死神=案内人がこの条件を突きつけてくるのであるが、なぜ五感なのか分からない。主人公の永野芽郁がこんな役をやらされて、かなり気の毒に思うほどである。おまけに、感覚を喪失するまでの時間を表す時計まで渡されて、どこまでご都合主義なのであろうか。
「春になったら」 3点
父娘のホームドラマである。父親はガンで余命3ヶ月、娘は売れない芸人との結婚宣言、ということで、良くある設定を二つ重ねた格好である。
大きなストーリー展開はないが、両者の思いやりが相手にどう受け入れられていくか、結構難しい設定かなとも思う。今のところ破綻はないが、それほど盛り上がりもないので、今後の展開次第かと思う。
火曜日
「マルス ーゼロの革命ー」 3点
謎の転校生が現れ、指名した学生達と動画研究会を結成し、動画によって革命を起こそうというもの。1話目は、いじめ問題と校内薬物問題を取り上げたが、気楽に見ていられるはいいかな。
研究会員の中に主人公の敵がいるという設定であり、それで引っ張るのであろう。
学園モノでは毎度思うが、高校生達が老けすぎ。
「Eye Love You」 3点
事故の影響で、相手の目を見ると心が読み取れる能力を持った女性の話。ラブファンタジーというものであろう。デリバリーの男性が韓国人で、心の声が韓国語であるため読み取れないことで、主人公が段々と気になってくるという設定である。
ヒロインの相手役は韓国の俳優であるが、人のよさそうな雰囲気を持っている。ジャニーズには気取ったタイプが多いので、何となく新鮮ではある。
主人公らがなぜ惹かれていくのがよく分からないところがあるが、内容的にはまあまあというところ。
水曜日
「となりのナースエイド」 3点
病気の姉を死なせてしまったためメスを取れなくなった女性外科医が、ナースエイドとして病院で働く。姉はジャーナリストで、その死には何か陰謀がありそうという展開。
第1話で、主人公が感染防止の対策を何もせず手術中の部屋に乗り込んでいくというのがあったが、絶対あり得ない。ツッコミどころは多いが、これもまあまあというところ。
「婚活1000本ノック」 3.5点
主人公の女性(エロ小説家)をやり逃げした男が、別な女に刺されて死に、成仏するには主人公に恋人を作らせなければならない、ということになる。従って、中心は主人公の婚活話になる。
このドラマは結構拾いもので、なかなか面白い。主人公らのセリフが実際にありそうな感じで、テンポも良い。
木曜日
「グレイトギフト」 3.5点
謎の殺人菌をめぐる、大病院内の陰謀や権謀術数を描く。最初に誰がこの殺人菌を使ったのか分からないのであるが、ギフトと名付けられるのは示唆的である。都合のいい心不全が連続すれば、原因が怪しまれると思うのであるが・・・。
主人公の病理医(反町)は、自ずと巻き込まれるのであるが、既に抜けられない状況になっている。どう着陸させるのか見どころであるので、後半に期待したい。
「大奥」 3点
今までのシリーズを見ていなかったのであるが、今回は10代将軍徳川家治と倫子女王が描かれる。家治がどんな人物かよく知らないのであるが、Wikiによると2人は仲が良かったようなので、両者の愛情がメインになるのであろう。
大奥の嫁いびりは、ちょっと度が過ぎていると思うが、実際はどんなものだったのだろう。
言葉遣いなど余り江戸時代という感じがしないが、まあ仕方ないところか。
「めぐる未来」 3点
極度に興奮すると過去に戻る能力を持った主人公が、妻の死を避けるため過去に戻ってやり直そうと繰り返すというもの。この設定は、アメリアドラマの「トゥルーコーリング」に似ているし、東京リベンジャーズもそうである。リベンジャーズの方は、未来に戻る設定であるが。
過去へのトラベルを繰り返すうちに真相が分かってくるのであるが、今後どう引っ張っていくかが見どころか。
続く