今やっている朝ドラ「らんまん」は、牧野富太郎博士がモデルである。

 

家内(有名国立大出身)に聞いたら、博士を知らなかったとのこと。

余り知られていないのかとちょっと驚いた。

 

私は知っていたが、それは子供の頃にポプラ社かどこかから出ていた偉人伝を読んだからである。

夏休みの課題には読書感想文が必ず出ていて、当時は、誰かの偉人伝を読んで、○○○はすごい、と書くのを定番としていた。

 

書店に並んでいた偉人伝シリーズで、何となく手に取ったのは、多分日本人だったからだろう。

一応読んで、読書感想文は書いたのであるが、どんな生涯だったかほとんど覚えていない。

野口英世の偉人伝はよく覚えているが、それはハンディとその克服というドラマがあったからで、牧野博士の人生にはそのようなドラマがなかったためであろう。

 

改めてwikiで調べると、高知と東京で重婚している様な感じで、しかも東京で同棲したのは14歳の少女(本人25歳)ということで、おいおい、と突っ込まざるを得ない。

朝ドラでは流石に少女には描かれていないが、今だったら逮捕ものだったろう。

 

ところで、「雑草という草は無い」という名言は、昭和天皇の言葉かと思っていたが、オリジナルは牧野博士の言葉だったようである。

 

いい言葉である。

私も、夏休みの宿題で、道ばたに生えている草を標本にして、オオバコとかを画用紙に貼り付けて提出したものである。

夏休みの終わりに作るので、乾燥する時間もなく貼り付けるので、生のままである。一応、蒸して細胞は死んでいるが。

 

最近、家のどこにでもあったオオバコやドクダミを見なくなった。

雑草の植生が変わってきているのであろうか。