1967年から続く

 

アニメ、特撮

・「怪奇大作戦」

 円谷プロの特撮ドラマで、ウルトラセブンの後番組になる。結構、名作もあり、「京都買います」などは有名である。「狂気人間」という欠番もあるが、多分ネットでは見られる。刑法39条を扱った問題作である。テーマソングで、「SRI、SRI、怪奇をあばけ」というのを、「ヘタな、ヘタな、・・・」と当初思っていた。

 

・「ゲゲゲの鬼太郎」

 水木しげるの漫画のアニメ化であるが、漫画は、最初「墓場の鬼太郎」だったように思う。妖怪らの野球大会があり、絶対当たらないボール対絶対当たるバットというのが出てきた。正体のつかめない「ねずみ男」は、キーとなる重要キャラであった。歌にある、お化けは死なない、病気も何にも無い、というのに憧れた。

 

・「巨人の星」

 大ヒットした野球アニメで、男子はほぼ100%が見ていたのではなかろうか。目がメラメラ燃えたり、左門豊作の兄弟姉妹の幻影が星飛雄馬に絡みついたり、色々と話題提供してくれたアニメであった。

 このアニメのおかげで、野球人気、巨人人気が高くなったと思う。

 

・「怪物くん」

 藤子不二雄の漫画のアニメ化で、パーマンの後継である。徳島では日曜の朝に放送していたように思うが、再放送だったかも知れない。顔がくるくると変わるのが新鮮だった。

 

・「サスケ」

 白土三平の漫画のアニメ化で、当時、忍者漫画は人気があり、白土三平はその第一人者であった。忍術を理論的に扱っており、その解説などもなされていた。再放送も多かったように思う。なお、サスケの声は、子役で有名だった「雷門ケン坊」である。

 

・「佐武と市捕物控」

 石ノ森章太郎の漫画が原作。下っ引きの佐竹と盲目の市が事件を解決するというもので、市は居合いの達人の設定である。

 

・「妖怪人間ベム」

 「早く人間になりたい」、というフレーズは有名である。半年間しか放送されなかったが、記憶に残るアニメと言える。人間の恨みを直に描いた傑作も多く、再放送を含め何回も見た記憶がある。親子のように見えるが、同じ細胞から分裂したので、兄弟でる。ベムが、ウー、ガンダーと唱えて変身するのはかっこ良かった。

 

ドラマ、他

・「巨泉まとめて100万円」

 出場チームが、出てくる商品群の値段を当てて、商品をゲットするというもの。合計額をピタリ当てると、100万円程度の商品を全部貰うことができる。誤差1万円以内だと、商品1点貰うことができる。

 当時の100万円は、今では数百万以上に相当すると思うが、ピタリ当てたチームは現れなかったように思う。

 

・「お笑い頭の体操」

 巨泉が司会のクイズ番組。月の家円鏡が出ていたことは覚えているが、どんな形式で番組が進んでいくか余り覚えていない。親がよく見ていた。

 

・「キイハンター」

 日本の平和を守る秘密組織?の活動を描く。千葉真一の出世作で、現代物のアクションの始まりと言って良いのではないか。千葉真一は共演の野際陽子と結婚し、一時はおしどり夫婦としてカレーのCMに出ていた。