選挙のたびに、投票に行きましょうと呼びかけがある。
しかし、政府は本当に上げたいようには思えない。なぜなら、投票率を上げるのはそれほど難しいことではないからである。
投票したい候補者がいないのであれば、わざわざ投票所まで足を運ばないだろう。
まず、用紙に候補者名を印刷して、信任する場合に○、しない場合に×を書くようにする。分からない場合は、無印でよい。
信任したい候補者はいなくても、信任したくない候補者はいるものである。
当選は○×の差で選べば良い。
また、ネット投票にすれば投票する人も確実に増えるだろう。
こういう考えは昔からあったが、変えるのが面倒くさいから動かないだけである。それほど、投票率も上げたくないのだろう。
眞子さんと小室圭氏の結婚記者会見があった。
時間は短かったが、こんなに緊張感のある結婚報告は初めてであろう。
事実関係はさておいて、小室圭氏が図太くなったことに驚いた。
これほど叩かれながらも、借金問題を解決することもなく、堂々と主張している。これなら、アメリカでの弁護士もやっていけるのではないか。
眞子さんも文章を読み上げるだけとはいえ、饒舌だった。文章による質問回答についても、かなり主張している。
結構遠回しとはいえ、借金問題に関する質問や、圭氏がフィアンセとして便宜を受けたかどうかの質問もあった。
都合の悪いことは、事実でないと、切って捨てている。
まあ、金銭問題については、借りたという意識も、それで助かったという感謝の気持ちもないのであろう(二人して)。世間にはそういう人もいるので、特に問題にしない。
二人の間に愛はあるのか
これについては、分からない。ただ、私が見るところ、眞子さんが一番大事なのは、皇室を離れて自由になること、圭さんが一番大事なのは母親であろう。
案外、その方がうまくいくかも知れない。たとえ別れたにしても自由は残るわけである。
皇室は自由が制限される特殊な存在である。今の時代の民主国家では、自由という人権が最も尊重されていると言って良いだろう。
なので、眞子さんの気持ちも分かる。それを納得させるのが皇族としての教育である。秋篠宮家はそれに失敗したと言える。
悠仁様にその覚悟を持たせる教育ができていないとすると、将来本当に皇室消滅の危機を迎える可能性がある。
そこまでを考えさせる、結婚問題だったと言えるだろう。